若林映子 グッズ

若林映子 奇巌城の冒険 [東宝DVD名作セレクション]

昭和41年作品ということで、既に前年あたりから冒頭の「TOHO SCOPE」の文字が消えている訳で、それに伴ってか作品自体もなんだか元気の無い、妙に小ぢんまりとした映画になってしまっています。同時発売の「大盗賊」が劣悪な画質だったので警戒していましたが、こちらはそれにくらべるとかなりまともな発色で、最期まで安心して見ていられます。あと少し画面全体がシャッキリしていれば満点でしょう。「ウルトラマン」に流用されたセットも良くできており、佐藤允がもう少し活躍してくれたら文句なしだったのですが、今更言っても仕方ありませんね。これを機に、東宝さんには是非とも過去の名作群をどしどしとソフト化していただきたい。「国際秘密警察」五部作や「作戦」シリーズ、福田純の「暗黒街」3作品など、探せばいくらでもあります! 奇巌城の冒険 [東宝DVD名作セレクション] 関連情報

若林映子 三大怪獣 地球最大の決戦 [DVD]

やはり幻魔大戦の元ネタとして有名なストーリーが秀逸でしょう。僕個人としては怪獣版ローマの休日と思ってました。夏木氏とエキゾチックな若林映子さんが最高! 三大怪獣 地球最大の決戦 [DVD] 関連情報

若林映子 映画論叢〈22〉若林映子 ジョン・フォード 山本豊三 板谷紀之

歯に衣きせぬ、映画ファン、映画人の文章が載っていて、私は好きです。書評で「B級ノワール論」が取り上げられていて、「退廃の極み」とまで書かれている。ビデオで映画を見たって映画を見たことにはならない、という評者の言葉は、正論かつ言い過ぎでもある(封切りの時に生まれてなきゃしょうがないじゃん)が、某批評家センセイの口移しってのは、やはり戴けません。フライシャーの「革命戦士ゲバラ!」ってのも痛烈。やはり、映画の本なんだからねぇ。 映画論叢〈22〉若林映子 ジョン・フォード 山本豊三 板谷紀之 関連情報

若林映子 女の中にいる他人 【東宝DVDシネマファンクラブ】

海外小説を原作とする成瀬巳喜男監督の昭和41年白黒作品、成瀬作品には極めて珍しい殺人が起きるサスペンス・スリラー、「浮雲」では小さなエピソードとして殺人が起きるが、殺人そのものがテーマになっているのは成瀬作品では本作くらいだろうか?舞台となるのは都心部とジャケットに写る主人公夫婦が暮らす鎌倉方面で、全体的にバタ臭い印象のセットやロケが成されており、知らずに見ればこれが成瀬映画とは気付けないかもしれない、本作公開は1966年1月25日、 成瀬巳喜男監督の前作「乱れる」は1964年1月5日公開なのでちょうど二年間、成瀬は映画を作らなかったことになる、成瀬のように便利な監督を二年も会社が遊ばせるはずがないので、おそらく最初の病が見つかり手術・療養したと推察できる、成瀬は本作後、ひき逃げ・乱れ雲の二作品を残し1969年7月に他界する、物語は不倫の果てに殺人が起きるものだが、今週話題の不倫殺人がこの物語によく似ているのには苦笑してしまう、殺害方法が絞殺というのも興味深いところだが、本作では絞殺にいたる経過を当時の娯楽映画ギリギリの描写で抑えているため何か物足りない印象が強い、もしこれがデビッド・クローネンバーグ演出で1980年代以降に作られたなら愛欲中にネチネチと首が絞められる様を執拗に描写し、そうならざるを得ない二人の業を充分以上に語ったろうと思う、 女の中にいる他人 【東宝DVDシネマファンクラブ】 関連情報

若林映子 007は二度死ぬ【字幕ワイド版】 [VHS]

確かに映画として出来が良いのは、(ロシアより愛を込めて)や(女王陛下007)ですが、この(007は二度死ぬ)はまるでプレミアのついたおもちゃ箱を引っくり返したかの様に、お宝映像満載で、何と言っても本物のショーンコネリー(当時他の007便乗スパイ映画でコネリーのそっくりさんが出たり、実弟のニールコネリーを引っ張り出したスパイ映画が作られたり、偽物が氾濫していた)が日本に来ての撮影が始まったのですから、日本側も可能な限りの協力をしています。当時の蔵前国技館を開放して大鵬、佐田の山ら現役の力士を大量に動員し007場所を開催し、国宝姫路城ロケでは当時の極真空手の伝説のメンバーが演武で協力しトヨタは2000GTをボンド用にオープンに改造して提供し、さらに映画史上最大の屋内セットの火山内部の秘密基地やヘリの大規模な空中戦など見どころ満載で、ジョンバリーの音楽やナンシーシナトラが歌う主題歌も最高で、当時を知る人はこのサントラを聴くだけで、1960年代に思いを馳せる事が出来ます。2chでも007は二度死ぬのスレッドは大いに盛り上がっており、意外に海外でもカルト的人気作です。 007は二度死ぬ【字幕ワイド版】 [VHS] 関連情報




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