バードマン グッズ

バードマン バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [DVD]

「感動作」ではないし「名作」といえるかもわからない。後味のよい作品でもない。重苦しく、せつない、人生のリベンジ劇。終始ドラムの響きがベースだが、ときにクラシックが流れる場面では緊張感が緩和させてくれるような、そして超常的な幻想場面がちりばめられた独創的な構成。かつてハリウッドで大衆ウケしたヒーローものを演じた主人公。静かに没落していって20数年ののち、本場ブロードウエイの演劇に真剣勝負でチャレンジする。主人公は超能力をもっていると夢想しているようで、しかもかつて演じた「バードマン」がしばしば背後霊のように、おそらくは自身の心のなかの、迷いや、葛藤の声を囁く。苦悩する再挑戦者を演じたマイケル・キートンは熱演というか、役柄は自身をパロっているかのようでもある。そして劇的なラストはネタバレを避けますが、なんともせつない、そして解釈をみるものに委ねるような、「人生の再挑戦」の幕切れ。。。暗くて深い、役者の世界の光と闇をめぐった、主人公の内面を鋭く描写したある種の人間ドラマであって、作風としてはかなり挑発的で、前衛的にも感じられるとおもいます。オスカー作品賞だから、ではなく、映画ファンであれば一度は鑑賞に値する一作とおもいます。 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [DVD] 関連情報

バードマン Radios Appear

70年代のパンクのなかでも「キラーパンク」といわれるとにかくハイエナジーで殺傷能力の高い凶暴なパンクスの中でもトッププラオリティなキラーパンクの王者!!レディオ・バードマンの超名盤1st!(1978年作)もうギターとかすんごいのよ。ギターの音がクリアなせいかなんかレーザー光線みたいなキレっぷり!「これでもか!これでもか!」といわんばかりにチョーキングの嵐!! オラオラである。バッキングもチョーキングも全て高速ダウン・ピッキング?!みたいなタイトかつ精密な攻めっぷり。まじスゲぇ。パンクにしては珍しくキーボード(ピアノ)も入っている。とはいってもストラングラーズほどではなくアレンジで所々で光る程度の感じかな。ベースもよく聴くとウマイ。粒がそろってるし、タイトなサウンドにランニングしまくってる。そしてボーカルは発狂タイプ!声質は粘っこくて男臭い声。スティーヴ・ベイターに近いような…でもちょっと違うような…(どっちやねん)アルバムの8割は高速パンクで攻めまくるのだが途中でサイケ調や哀愁系を挟んでパンクにとどまらない音楽センスも見せてくれる。サビメロも結構ポップで聴きやすいと思うし。アルバム全体のスピード感も抜群で爽快極まりない。ほんと何度聴いてもアドレナリン大爆発するぜ。激マスト!! Radios Appear 関連情報

バードマン Ost: Birdman

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督、アカデミー作品賞受賞『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のサントラ。全22曲。オリジナルスコアの作曲・演奏はドラマーのアントニオ・サンチェス。ドラムのビートが映画の基調を成している、映画の底の部分を形成している作品で、監督は「映画の内なるリズム」と表現していますが、まさにその感覚です。底面で絶えず(マグマのように、血潮のように)フツフツと流れつづけるドラムの音。役者たちの演技のテンションと1発撮り風・長回し風に見えるノンストップの映像を動かしていく原動力的な、簡潔で力強い、根源的なリズム。ドラム演奏のみなので、サントラ単体では楽しみづらいかもしれません。しかし聴く者の肉体に響いてくるビートになっています。これが16曲目まで続き、17曲目からは一転してシンフォニー、コーラス曲になります。製品はデジパック仕様で、監督の寄稿文(英語)つき。使われている画像は、ジャケットの絵のほかに、劇中写真が3枚。マイケル・キートンとザック・ガリフィアナキス、ナオミ・ワッツがドア越しに向かい合う画像。エドワード・ノートンとエマ・ストーンが話し合っている画像。マイケル・キートンとブリーフ姿のエドワード・ノートンが構えている画像。いずれも宣伝に使われているのと同じ画像ですが、パッケージは、ジャケット背景の緑色を全体に配したシンプルで統一感のあるデザインになっています。買って損のない素敵なパッケージです!※予告編に使われている歌曲はGnarls Barkley(ナールズ・バークレイ)の"Crazy"です。 Ost: Birdman 関連情報

バードマン BIRDMEN 5 (少年サンデーコミックス)

内容に関しては他の方が触れているので、感想だけ。最近読んでる漫画で一番面白い。物語の随所に感じるダークでSFチックな雰囲気にドキドキします。世界観の骨組みは大分明らかになってきました。登場人物達への感情移入もしやすい。特に主人公は結界師より人間ぽいというか(内容に反するようだが私のなかでは納得している)、色々ぐちゃっとしてて、魅力的。中核の人物達がこれからどう変わっていくのか、巧く描いていただきたい。これからが益々楽しみな第五巻、買いです。 BIRDMEN 5 (少年サンデーコミックス) 関連情報

バードマン バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]

映画という文化への愛情、演劇という文化への愛情、しかし映画として完成させるための工夫。まだ映画は工夫できるという余韻を与えてくれた事に敬意を表したいです。元スターのカムバック、バックステージもの、長回し等、どれも目新しいものではありませんが、工夫することでこれだけ個性的な映画になるということです。現実と空想、裏舞台と表舞台、そのはざまを行ったり来たりしながらも、これが映画であるという表現。見ようによっては辛辣な物語でも、随所にちりばめられたユーモアが映画全体のトーンを整えています。バードマンとの決別を「トイレに座ったバードマン」でみせた場面は大変なユーモアです。個人的にはエディ・レッドメインも素晴らしかったけれど、この映画のマイケル・キートンにアカデミー賞を贈ってあげてほしかったです。 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray] 関連情報




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