ニール・サイモンが脚本を執筆した名作映画「グッバイ・ガール」。これまでに幾度かミュージカルとして上演されてきたが、今度は、マキノノ...

グッバイガール [VHS]

劇作家ニール・サイモンが映画用に書き下ろした脚本を映画化したものです。小品ですが、こんなに気持ちよく笑える映画は何年かに１本しか現れません。リチャード・ドレイファスは売れない俳優の役で、「トッツィー」のダスティン・ホフマンのようになかなか仕事が見つかりません。その彼が「リチャード三世」を演じることになって、その舞台初日のシーンのおかしいこと！　映画の初めから終わりまで、名台詞や傑作なギャグがつめこまれているのですが、印象的な場面で必ず雨が降っているのが特徴です。ドレイファスとマーシャ・メイスンが出会った日、アパートの屋上でパーティーをした日、そしてラストシーン。ペーソスあふれるコメディーが好きな人におすすめします。 グッバイガール [VHS] 関連情報

グッバイガール [DVD]

ニール・サイモンの作品は日本で言うならば小津　安二郎監督の世界と共通するものがあり、普段の生活の日常的な事柄を観ている人達と同じ目線で描いています。本作品も特別な奇抜さも無く男女の恋愛を笑いを交え、現実的に伝えてくれます。しかし、日常的な毎日の意外な発見と喜びを本作品は語り、見終わった後に一服の清涼感を憶えます。ロマンチック・コメディはいつの時代も不変でいつの時代でも受け入れられる。そんな映画です。ガーフィールド役のリチャード・ドレイファスはアカデミー主演男優賞を受賞しました。私はたいてい日本語吹き替え版を好んで観ていますが、この作品は是非字幕スーパーでドレイファスのしゃべりに注目してください。お勧めの映画です。 グッバイガール [DVD] 関連情報

グッバイ ガール

研磨傷が有り読み込みに時間がかかります。残念ですが星みっつです。 グッバイ ガール 関連情報

グッバイガール

古いお品なので、綺麗かどうか不安でしたが、良いお品で満足しています。 グッバイガール 関連情報

グッバイガール [DVD]

ヒロインは、バツイチの子持ちのダンサー・ポーラ（Ｍ・メイスン･脚本のＮ・サイモンの当時の妻）。ポーラはちょっとした手違いから、冴えない貧乏役者（Ｒ・ドレィファス「ジョーズ」「未知との遭遇」）と同居するはめになる。Ｒ・ドレイファスは、若くして本作でアカデミー主演男優賞を獲得。「ジョーズ」など立て続けに大ヒット作に出演、オスカーを獲得後は、一時期、身を持ち崩して低迷したのが皮肉。全く、気の合わない二人とポーラの娘との、３人の奇妙な生活ぶりがおかしい。赤の他人の男と女、一緒に暮らすことはむずかしい。相手の欠点ばかり見つめると、真実が見えなくなる。日本でも、舞台化されている。なぜか、本作が作られた１９７７年は「女性映画」の当たり年。１９７８年のアカデミー賞授賞式では、本作をはじめ「ジュリア」「アニー・ホール」「愛と喝采の日々」「ミスター・グッドバーを探して」など、女性を主役に据えた作品のノミネートが各部門を占めた。その中でもこの作品は、一番わかりやすくて万人受けするかもしれない。ストーリー展開は見えてしまうが、心あたたまる１本。 グッバイガール [DVD] 関連情報