銀魂のエリザベスと キン肉マンのウォーズマンの 肉まんを食べてみました。

我が名はエリザベス―満洲国皇帝の妻の生涯

貴族とはいえ、租界という欧米の雰囲気のなかで育った少女が、容姿のよさを買われて、いけにえのように廃朝の皇后になる。月経の周期をはじめ、全てを監視され、当然男子を産むことを強要される。そして心の通じ合わない夫。おかしくならないほうが異常なのかも知れない。そんななかで誇りを保とうとする悲しい努力。大きな力に抗う努力。某国の皇太子妃は離婚し、別の国の皇太子妃は整形手術に走る。そして精神的にまいってしまう人も…黄金の籠の中はそこまで住みにくいのか。国家は人のために存在しながら、人を喰らって大きくなる。この言葉を思い出しました。 我が名はエリザベス―満洲国皇帝の妻の生涯 関連情報

マイアミ・バイス [Blu-ray]

派手な印象はなくただひたすらに淡々と映画は進んでいきハリウッド的なカタルシスのないままなかば唐突に映画は終わります。マイケルマンの演出のなかでもことさらに地味ですがそこが妙にツボにはまります。ひたすらリアルなラストの銃撃戦。着弾音のすばらしさは特筆です。特にこれといった見せ場のないジェイミーフォックスが銃撃戦でみせる一瞬のかっこよさは最高です。いくらでも派手に盛り上げることが可能なマイアミバイスという素材をいぶし銀の渋さで料理した点がすごくひねくれていて好きです。 マイアミ・バイス [Blu-ray] 関連情報

Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything

旅先で冒頭を読み、この本が108の短編になっている理由のくだりでものすごく惹かれて購入。そんなに洋書をよく読むわけじゃないんですが、これはすごく読みやすかったです。単語が難しくないというのもあるけど、一編一編が短く、文章に何かこう惹きこまれるパワーがあるなと思いました。職場や電車でも読んでる人をぱらぱら見かけたので、きっと他の人もそう感じてるんじゃないかなーと。主に感じたのは以下の3つでした。【文章そのものが楽しい！】まず、文章がおしゃれで、軽妙なユーモアがあり、楽しい。比喩が面白い(原文を忘れたんですが「ショーガールのレオタードみたいにパンッパンに張ったぶどう」みたいな)。妙に引力があり、読んでてくすっと笑っちゃうこと必至です。また、旅行者としての筆者の目線で描かれるイタリア、インド、インドネシアについての説明や風景描写が丁寧で、旅行番組を見ているかのような楽しさがあります。イタリアの話なんて、やったらパスタやピザが美味しそうだし…【登場人物が魅力的！】そして、社交的な筆者がイタリア、インド、インドネシアそれぞれの旅先で出会う人々がみんな素敵。ひょんなことで知り合う人ととっても仲良くなって、絶望の淵にいた筆者がどんどん幸せそうになっていく様子、そして周囲をもどんどん幸せにしちゃう様子に心打たれます。またみんな本当に個性溢れるいい人達ばかりで、これが実話なんだと思うと、人生捨てたもんじゃないなと思えます。【スピリチュアルな世界について考えさせられる】あまり神について信仰が強いわけでもなかった筆者が、絶望をきっかけに「神とは？」と考えるようになり、修行によって人生を切り拓く力を得ようとするという、日本人には若干縁遠いストーリーなんですが、アシュラムなどを全く知らない私としては、「へえ、そういう世界もあるのか」と興味深く読めました。スピリチュアルという言葉にちょっぴり抵抗を感じないでもなかったけど、メディシン・マンの言葉を読んでいると、日本のいわゆるスピリチュアルブーム特有の胡散臭さは全くなく、温かく心に響く感覚がありました。「常に笑っていなくちゃ。ハッピー・パワーが身に付くよ」とリズに笑顔で語るところなど、本当に素敵です。日頃考えない「神」について、また「信仰」ということについて、気持ち悪くなく考えさせてくれました。こういった点で、男女問わずハッピー・パワーが身に付く(？)、素敵な本だなーと思いました。。旅気分に浸りたいとき、人生の素敵さを思い出したいときなんかにぜひ！ Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything 関連情報

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１サイズ大きめでお願いしましたので長さは少し大きく余っていますが幅が少し窮屈で長歩きすると足が痛くなります。 美脚が際立つ 厚底 スニーカー 美脚 キャンバス レディース シューズ 靴 関連情報

MBA講座 経営

本書は、MBAで何を学ぶことを一通り基本的なところを解説した本ということだが、MBAに拘らずとも経営学を勉強したい人にはお勧めだ。経営者が現代の環境において考えなければならない様々な事項について包括的に語られている。この種の包括性を持たせると通常は各章がバラバラになってしまうが、本書は全体としてよく統一されている。記述は平易で分かり易い。また、「ビジネスとは何か？」という基本に立ち上った視点が繰り返し述べられており、数学的な手法の巧妙さに翻弄されることもないところも実用性を考えると評価出来る。ただし、あくまで入門書なのですでにある程度知識のある人にはもの足りないかもしれない。 MBA講座 経営 関連情報