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片桐ゆう ザ・ベリー・ベスト・オブ・フォーリーブス

 40過ぎのおっさんである僕がフォーリーブスを初めて意識したのは小四の頃である。小四くらいというのは明らかに女子のほうが男子よりませている。休み時間の女子の会話は「安田君ってコーちゃんに似てるよね」「私はター坊に似てる橋本君が好き」といった男の品定めだ。トシ坊もマー坊もいるのに女子の眼中にはコーちゃんとター坊しか無いようだった。こうした男に対する評価基準というものは当時の僕には理解不可能なものだった(今でもか)。フォーリーブスは小学生男子にはまったく関係のない人達、女子はいつの間にか得体の知れない人々、というのが率直な思いだった。 テレビで「ブルドッグ」を歌うフォーリーブスを目にした頃、僕はすでに中三になっていた。新御三家も全盛を過ぎ、フォーリーブスはすっかり過去の人になっていたのだ。「ブルドッグ」を歌った翌年にフォーリーブスは解散する。「ブルドッグ」はグループ末期の歌ということもあり、コアなファンの人気は高くない。その割りにフォーリーブスと言えば一般に「ブルドッグ」なのは、「♪にっちもさっちもどうにもブルドーグッ、ワーォッ!」のワンフレーズに尽きるだろう。作詞の伊藤アキラは日立の「この木なんの木」や石野真子の「春ラ!ラ!ラ!」など言葉遊び的なインパクトのある作詞術に長けた人だ。「ブルドッグ」の世界観は「女無用、男だけの戦いの世界」という当時の歌謡曲でもあまり類をみないものだったけど、今思えばライバルは仲間っていうジャニーズの世界観だよねコレ。美少年だけの世界を女が楽しむという構図は、その後の「やおい」にも通じている。カラオケで私もよく歌うが、かなりヒロイックでナルシスティックな気分になり、「ワーォッ!」のシャウトが決まれば更にアドレナリンが炸裂する。おりも政夫が聞いてあまりにロックで衝撃を受けたというエピソードのあるハルヲフォン・バージョンもお薦めだ。 ザ・ベリー・ベスト・オブ・フォーリーブス 関連情報

片桐ゆう バナナマン・ラーメンズ・おぎやはぎ ライヴ!!君の席-SPECIAL SIX SEATS- [DVD]

元気がない時このDVDを見ます。他の「君の席」とは違い、コントのみです。(最初にちょこっと、ドラマです。)有無いわず一言。「オモシロイ!!」僕もいろいろお笑いのビデオ等買ってますが、久々のヒットでした。ラーメンズファン・バナナマンファン・おぎやはぎファン・それ以外のファンどの方にもお勧めします。是非家庭に一本。内容は買ってからのお楽しみ! バナナマン・ラーメンズ・おぎやはぎ ライヴ!!君の席-SPECIAL SIX SEATS- [DVD] 関連情報

片桐ゆう ぱにぽにだっしゅ! オリジナルサウンドトラック「学園祭」

曲が多いなら、なぜ2枚組に、または2枚目リリースをしなかったのか?とくに、アイキャッチがないのは痛い。 ぱにぽにだっしゅ! オリジナルサウンドトラック「学園祭」 関連情報

片桐ゆう わたしのマトカ (幻冬舎文庫)

スズメさんの純粋無垢な行動に対するハイリさんの暖かい会話。カラスさんへの言葉。その他 心温まるハイリさんの豊かさが出ていたし、表現力と安定した文章力にも作家を超えてるようなレベルを感じます。女優さんてこんなおもしろい随筆書くのかなって。冷え切った心のときに 読むと本当に温まる。わざと孤独を楽しんでいるかのような でも いつも皆に愛されるキャラクターを持っているハイリさんて素敵すぎるわ。本当にとりこになる人ですね。ぶりっこな女優さんには もう飽きていたところだから、こういう本当に素朴でパワフルで夢のある女優さんの演技や 文章に出会えて嬉しかった。もっと本を読んだり映像でみせてもらいたい。 わたしのマトカ (幻冬舎文庫) 関連情報

片桐ゆう 僕たちのブルーラリー (朝日学生新聞社児童文学賞3)

北海道のおばさんのピアノの生徒、リツキが夏休みに主人公の家にスタンプラリーをしにやってきますが女の子にどう接していいのかわからずに辛く当たってしまう、しかしリツキの体の秘密を知ったこと、リツキの心の想いを知ることによりお互いの壁が崩れていき・・・。少年、少女のひと夏の体験を描いた物語で主人公たちの心の葛藤や和解、成長がとてもよく描かれています。本当は色々話をしたいのだけれどついぶっきらぼうな口調になってしまったりする所などは「あ〜、確かにこんな風に言ってしまうかも」と、読んでいて微笑ましい気持ちになりましたね。特にリツキの本当は不安なんだろうけれども強く生きようとする姿は僕が子供の頃に読んでいたら淡い恋心を抱いたかもしれません(笑)。読んでいて特に印象的だったのは作中での色の使い方です、この作品では『青』という色がキーワードですが他にも海の色、雲の色、プールの色、夕焼けの色などが(カロリーメートの箱の色も(^_^;)作中の主人公たちの想いとともに美しく描かれていて、それがひと夏の淡い思い出という作品内容と著者の若い文章にとても合っているように感じました、若いうちにしか書けない文章というものもあると思うので今だからできる表現を次からも出してほしいですね。また、個人的には、キャンパスは違いますが東海大学の後輩が書き上げた作品であることがとても嬉しかったです、以後の活躍を期待しています、がんばれ! 僕たちのブルーラリー (朝日学生新聞社児童文学賞3) 関連情報




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