Captain Beyond - As The Moon Speaks (To The Waves Of The Sea)
![]() Captain Beyond |
願わくば.....
この路線でもう1枚出たならば、メジャーになれたかも (ブリティッシュ路線では厳しいか?) と思わせるくらいこのデビュー盤はクオリティが高い。 ドラムのボビー・コードウェル(あの人とは別人)が、演奏に楽曲提供に 大活躍しています。 ボーカルのロッド・エバンスもパープルよりこっちの方が水が合うんでは。(笑) ギター&ベースのアイアンバタフライ残党組も大健闘!! このメンツでのライブ聴きたいな〜と。 |
![]() Dawn Explosion |
77年発表の3rd。2ndアルバム発表後に一旦は解散したものの、アルマゲドンの解散もあってボビー・コールドウェル(dr) が復帰。リノ(g)、リー・ドーマン(b、st-emsemvle、vo) のオリジナル組に加えて新たにウィリー・ダフィン(vo) を迎えて発表された作品。本作が結果的に作品としてはラスト作になってしまったが、ほぼ全曲がメンバーの共作になっているなどコンビネーションの良さを見せている。
1.は西海岸風の爽やかなサウンドが印象的な曲。コーラスもバッチリ決まっておりどことなくドゥービー・ブラザーズを彷佛とさせるが、インスト・パートになると従来通りの弾きまくり状態になり、その対比もおもしろい。路線としては前作の延長線上かと思う。2.はファンクよりのハード・ロック。演奏陣の上手さもさることながらヴォーカルも非常におさまりが良くかなりの完成度を誇る曲である。3.は幻想的なギターのアルペジオをベースにしたバラード。 とにかく演奏が上手い。個人個人が突出して上手いのもあるが、エゴむき出しで競い合うのではなくトータルとしての収まりが凄まじく良い。かなりアレンジ面で錬られた部分はあるだろうが、整理されつつも小さくまとまらずにひたすらハードなのはメンバーの力量の高さからくるものだろう。1stにあったプログレ風味は完全に無くなってはいるが、純粋なハード・ロックとしては超一級の仕上がりであり必聴盤だと思う。 |
![]() Sufficiently Breathless |
73年発表の2nd。前作発表後にボビー・コールドウェルが脱退 (アルマゲドンに参加) し、マーティン・ロドリゲス(dr)、グイル・ガーシア(per)、リース・ワイナンズ(k) らを加えて6人編成になって制作された作品。前作のソングライターでもあったボビーが脱退したことによって、本作ではリーが曲を手掛けているが、さすがに曲の雰囲気が大きく変わっている。
1.はアコギとコーラス・ハーモニーを活かしたフォーク・ロックの佳曲。穏やかだが洗練された印象的なメロディが光っている。2.はビリー・ジョエルあたりが作りそうなオーソドックスなロック曲。ちょっぴり感じられるフュージョンぽさが良いスパイスになっている。3.はパーカッションが入っているためかラテンぽくも聞こえる。変則的なキメや中盤のエレピのソロなど聴きどころも多い。 ボビーの脱退によってヘヴィ/ハード・ロックの雰囲気は大きく後退したが、楽曲面ではバラエティを増し別の魅力を発揮している。前作と比べるとオーソドックスなスタイルが中心だが、ロッドのヴォーカルには非常にマッチしておりむしろ本作の方が違和感がない。派手さが少ないため前作と比べるとインパクトが弱い部分はあるが別バンドとして聞けばなかなかの良作である。またここまでサウンドに変化があるということは逆にボビーの存在感を示しているのもまた事実であろう。 本作発表後、グループは一旦解散したが、ロッドは勝手にディープ・パープルを名乗ってツアーを行なったため、パープルのメンバーとトラブルになり、結果として音楽界から引退することとなってしまった。グループはロッド抜きのメンバーに新ヴォーカルを加えて再結成し、77年に『DAWN EXPLOSION』を発表している。 |
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