9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~ コレクターズ・エディション [DVD]
人間とマシンの戦いを題材にした作品は珍しくありません。
この作品も人間が作ったマシンが暴走してみんな死滅してしまうけど・・
博士は望みをつないで、優しい人間の心を持った人形?・・9を作ったところから始まります。
9は仲間と出会い、マシンと戦うんですね。
仲間は得意技を持ち合わせていて個性豊かです。
麻袋の体に、望遠鏡型目玉は貧祖(ヒンソ)ですけど、これもまた物資が少ない戦争だったからですね。
でも温もりがあって暖かさを感じます。
親近感を覚えましたよ。
CGアニメ画像もシッカリして滑らかです。
ダークで奇想天外な世界ですけど懐かしさもよみがえりました。
大人の私からは話について行くのはちょっとキツイですけど、子供の頃見たら百二十点です。
締めくくりの後半は夢に誘われてるみたいで、ファンタジック全開がイイですね。
才能豊かな監督さんを再認識しました。
レクイエム・フォー・ドリーム [DVD]
アカデミー賞でミッキー・ロークが主演男優書を受賞した「レスラー」の監督ダーレン・アロノフスキーの2000年度作品。
「π」で初監督以来でまだ4作品しか製作していないが、それぞれ「超個性が強い」作品を残している。
特に本作の「個性ぶり」は超強烈。
初めは「麻薬撲滅キャンペーンの為の啓蒙映画」かとも思った。
ストーリーの軸は麻薬であり、麻薬をやると「全てがダメになるよ…」ということを思い知らされる。
18R的な描写もあるが、麻薬の恐ろしさということでは学校で授業の一環として鑑賞させても良いかもしれない。
本作が衝撃的なのは「かつてないほどの救いがたい展開」
イギリスの観客によるアンケートで「最も落ち込む映画No1」に選ばれたことはあるだけの「救いようのなさ」だ。
本作に比べればジャック・ニコルソン主演の「カッコーの巣の上で」の方が数百倍希望に溢れている。
ストーリーは「落ち込む」が、本作で注目するの点は3つある。
まずは撮影の美しさ。
トイカメラで撮影したようなアート的なフィルムは観ていて楽しい。
撮影監督は最近では、「アイアンマン」や「セントアンナの奇蹟」などで活躍しているマシュー・リバティーク。
また、音楽が秀逸である。
作曲はイギリスのバンド「ポップ・ウィル・イート・イットセルフ」の元メンバーであったクリント・マンセル。
彼の映画作品は評価が低いものが多く、日本未公開の作品を多く手掛けているので日本での知名度は超低い。
ダニー・ボイル監督のSF映画「サンシャイン」の劇場版予告編で本作のクリント・マンセルのアレンジ曲が使われて
いたが、インパクトは強烈にあった。
そして、ジェニファー・コネリーの体当たりの演技である。
ジェニファーは翌年にラッセル・クロウ共演の「ビューティフルマインド」でアカデミー主演女優賞を獲得するが、
本作でも演技力に磨きが掛かった片鱗がうかがえる。
それまでのジェニファーは「綺麗なだけの大根役者」的なイメージが強かったが本作で一皮むけた…彼女の女優としての
転換点にある映画ではないかと思う。
救いようがない映画…ではあるが、見所は満載。
絶望感に耐えられる方にはお薦めの作品。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ [DVD]
ずいぶん昔に見た作品ですが、テーマソングと共に忘れがたい映画です。
ギャングかモチーフなのでバイオレンス基調ですが、成功とその影、友情、愛、政治など、人生そのものを深く考えさせられる深みを持っています。
時代描写も素晴らしく、綺麗ではないが、詩的とも言える映像美を感じます。
人生の機微が分かりかけてきた大人に、是非見て頂きたい作品です。
そんな彼なら捨てちゃえば? [DVD]
豪華キャストに惹かれ、購入。
登場人物は、みんな「痛い。。。」感じ。
正直、イライラすることもあった。
それが、リアリティあっておもしろかった。
第三者として見ていると、それはちょっと。嫌われる!!と思う行動を取る。
でも、実際に自分や、友達へのアドバイスとしては、はっきりと指摘できない。
まさに、自分の周りの感じがした。
ただ、基本的なルールはあっても、それぞれの関係によって効かないことあるので、恋愛の教科書としてはどうか??
登場人物はみんな、関わりがあって、最後にはハッピーエンドで終わるストーリーもあったのがよかった。
気軽に楽しめる映画。
英語学習用にと買ったため、気軽に見れるので何度も見れるそんな映画です。
Waking the Dead [VHS] [Import]
DVDはNTSCかMULTI(ALL)のREGION FREEで助かりましたが正規のWBのリリース品でないのが残念でしたが。
ほぼ満足です。