シェアハウスでの生活が、メリットデメリット両方分かります。夢をもつことはすばらしい。でもその実現には資金が必要と、具体的な金額にまで言及しているので、若い読者はより自分のこととして考えることができると思います。
起業を考える現役ママにとっても、一見不利と見られそうな主婦の立場を、発想の転換で有利にする可能性のある1冊でもあります。子持ちゆえの、仕事と育児のバランスへの葛藤についても共感できます。そのバランスをどうとるかは人それぞれですが、ビジネスとして成功させるために母として厳しい選択をしないといけない場面があることもこの本から学ぶことができます。
娘も重くなってきたのでだっこがつらい今日この頃。。
おかあさんといっしょを流すと機嫌が良くなってくれるので助かります。
弘道おにいさんも観れるみたいなので妻も喜びそうです。感謝
「余韻」が読破時間より長く続く小説。読後数日たっているのに、正直未だに整理がつきませんが……。
自分でも気付かないほど微妙だけど、ずっと澱となってたまっていく心の動きが、朝倉さん特有の適度に乾いた文体とリズムで描かれています。 これがピンポイントに私の心を突いてきました。
例えば、幼児の頃家に訪れた外国人宣教師の真似をして意味もなく罪悪感を感じる場面、こんなあだ名で呼ばれたら嬉しいと、心の中で微笑む場面。……まだたくさんそういう場面があるので、二つぐらい例を挙げても赦されるでしょう(笑)。 小説と同じ場面を経験したわけではないですが、主人公のこの心の動きは、あの時の私だ、知っているこの感じ!と、私は思わず本から顔を上げて、しばし呆然としてしまいました。 少なくとも、私はそうでした。
主人公の微妙な心の揺れが少しずつ積み重なっていき、それに呼応しながらストーリーは変化する。その塩梅が絶妙。優れたサスペンス、心理劇を見ているようです。 そして後半、主人公は全く予想もしない方向に進んでゆく。すごい。
他人の人生と心の内をのぞき見たような緊張感と興奮がありました。 だけど、作品自体くどくどしていないし、重苦しくもない。なんなんだろう、この洒落っ気と哀しさの同居の妙は。
「田村はまだか」とはテイストが違いますが、個人的にはこっち「ロコモーション」が好きかな。粘土を握りしめて握りしめて、さらに握りしめた上で、にゅるっと「それでも生きていきまっしょい」という肯定的なテーマが見えてくる。そんな感じがたまらない。
リハビリや、ケアをする人を対象とした本ですが、大変分りやすく且つ、ロコモとは?からトレーニングまで全てが詰まった一冊です。一般の方も普通に読めます。
「余韻」が読破時間より長く続く小説。読後数日たっているのに、正直未だに整理がつきませんが……。
自分でも気付かないほど微妙だけど、ずっと澱となってたまっていく心の動きが、朝倉さん特有の適度に乾いた文体とリズムで描かれています。 これがピンポイントに私の心を突いてきました。
例えば、幼児の頃家に訪れた外国人宣教師の真似をして意味もなく罪悪感を感じる場面、こんなあだ名で呼ばれたら嬉しいと、心の中で微笑む場面。……まだたくさんそういう場面があるので、二つぐらい例を挙げても赦されるでしょう(笑)。 小説と同じ場面を経験したわけではないですが、主人公のこの心の動きは、あの時の私だ、知っているこの感じ!と、私は思わず本から顔を上げて、しばし呆然としてしまいました。 少なくとも、私はそうでした。
主人公の微妙な心の揺れが少しずつ積み重なっていき、それに呼応しながらストーリーは変化する。その塩梅が絶妙。優れたサスペンス、心理劇を見ているようです。 そして後半、主人公は全く予想もしない方向に進んでゆく。すごい。
他人の人生と心の内をのぞき見たような緊張感と興奮がありました。 だけど、作品自体くどくどしていないし、重苦しくもない。なんなんだろう、この洒落っ気と哀しさの同居の妙は。
「田村はまだか」とはテイストが違いますが、個人的にはこっち「ロコモーション」が好きかな。粘土を握りしめて握りしめて、さらに握りしめた上で、にゅるっと「それでも生きていきまっしょい」という肯定的なテーマが見えてくる。そんな感じがたまらない。
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