組み立て式ですが、しっかりと動作します。もっと早い時期に購入しておけば、夏も快適に過ごせていました。良い製品をありがとうございました。
『四畳半神話大系』第2巻。
かわいそうな私・・。 さすがに3話のサイクリング同好会での2年を費やしてカスタマイズしたマウンテンバイクをかっぱらわれ、それを他人が使ってサイクリングレースで優勝されるのは酷く同情した。そんな不遇な日常の唯一の光りはやはり明石さん。サイクリングルック(?)が意外に似合う彼女は私にとってもこの作品にとっても希望の光。いや、まなみ号(ママチャリ)を愛する私もある意味ほほえましいが。後半になると鳥人間コンテストに出場することになった私の「怖いじゃないか!」と本音も漏れる展開も面白い。 4話は樋口師匠の弟子としてまさに不毛な生活を強いられ、5話では謎の啓発セミナーのようなサークルに苦行を感じる話である。 共通して言えるのは私の自問自答を始めとする各キャラクターの絶妙な演技を感じる事ができる。キャスト、凄いです。
特典に「四畳半いろはかるた読み上げCD」なる物があるが楽しい。 かるたの札を読むのだがどれもどうでもいい言葉ばかり。例えば「闇夜を駆ける小津と私はさながら『スタンド・バイ・ミー』のようであったが、小津に対する私の思いは『ドント・スタンド・バイ・ミー』であった。」などは笑った。とにかくスタッフのこの作品に対する思いは本気だと思います(笑)。
もらったバイクのバッテリーを交換しました。低価格なので心配してましたが、セルも蘇って満足です。もっと早く交換すればよかった。
著者はあの年越し派遣村を企画した人物である。
正直にいえば、あのニュースを見てなぜこの時機にマスコミはこんなにも派遣社員の問題をしきりに取り上げるのだろうかと感じていた。しかしながら本書を通じて、現実の厳しさと行政の貧困さを痛感し、改めて考えさせられた。
いきなり、第1部にある事例から衝撃を受ける。ゲストハウスにすむある派遣社員夫婦の実態が紹介される。実は、この夫婦の両親もそれぞれ貧困家庭であった。著者はこれを貧困の再生といっている。
今、貧困は自己責任といわれ、再チャレンジによって誰でも勝者になるチャンスはあると言われる。ここには、弱い人たちを助けようという考えはどこにもない。これを、著者は「溜め」のない社会と表現している。
そういう現状に対して、「強い社会」すなわち身近にある貧困を、まず無視をせずに向き合うことであるといっている。
現場を歩いて、その人たちの声に耳を傾け、実際に活動している著者には本当に敬意を表したい。
また、本書を通じて、現代日本に広がる貧困問題を浮き彫りにするのは成功したといえる。ただし、より具体的な処方箋や対策が見えてこない点が残念である。
この国では、財政支出を減らすことにのみ精力を注いできた弊害が、ここにも現れているような気がする。
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