雑誌『dankaiパンチ』との共同企画アルバムの第3弾、ポップス編。
01 いとしのマックス / 荒木 一郎
02 あの娘と僕(スイム・スイム・スイム) / 橋 幸夫
03 君だけに愛を / ザ・タイガース
04 青空のある限り / ザ・ワイルド・ワンズ
05 トンネル天国 / ザ・ダイナマイツ
06 ダンシング・セブンティーン / オックス
07 天使の誘惑 / 黛 ジュン
08 真冬の帰り道 / ザ・ランチャーズ
09 ケメ子の唄 / ザ・ジャイアンツ
10 帰り道は遠かった / チコとビーグルス
11 朝まで待てない / ザ・モップス
12 ひとりの悲しみ / ズー・ニー・ヴー
13 愛情砂漠 / 安田 南
14 グッド・ナイト・ベイビー / ザ・キング・トーンズ
15 ゴロワーズを吸ったことがあるかい / かまやつ ひろし
16 グッド・バイ・マイ・ラブ / アン・ルイス
17 おそい夏(ボーナストラック) / 麻田 奈美
「君だけに愛を」(ザ・タイガース)などはお馴染みだが、
おススメは、日本のサイケデリックロックの草分け的存在で、
鈴木ヒロミツがボーカルを取った、ザ・モップス。
本作に収録されているのは昭和42年(1967年)のデビューシングルA面「朝まで待てない」。
さらに特筆すべきは、「おそい夏」(麻田奈美)。
本CDシリーズ全作のジャケットに登場している彼女の歌は、
率直に言って上手ではないのだが、これこそが昭和の歌の時代感を醸し出している。
17曲で2000円(税込)と価格が昭和プライス(?)なのも嬉しい。
日本のポップスの初期衝動を聴けるこの一枚に、星5つ。
アーチストも、豪華だし、曲も良いし、選曲も、カバーしてるアーチストのマッチングも良いし非のうちどころの無いアルバムだと思うよ、でも買えない理由がタダひとつだけそれさえクリアしてくれれば、すぐにでも買いたいアルバムですね、それは、コピーコントロールだから買わないし、mp3録音制限が掛かってるから、買えない それさえなければすぐにでも買うのに残念だなあ〜
懐かしくて買いました。ああ無情と六本木心中とWOMANばかり聞いていますが、、、。
高校生時代に通っていたジャズ喫茶で初めて聴きました。聴きやすい英語で所々意味も解り歌が上手いとか技法が唱法がどうのこうのとかの以前に直接心に飛び込んで来るので胸が詰まり涙目に成っていた筈です。ジャケット写真が異様でアンネフランク嬢と同世代、同国者、同人種とのことで彼女もやはり相当に辛い人生を歩まれたのではと思われる風貌が印象的でした。アンバートンが渾身の力を込めてでもしっとりと人生を愛を歌い上げているので貴女、貴男もその様に聴いて下さい。
いや-カラオケで100回以上聴きましたね、このアルバムに入ってる曲は。 定番中の定番「六本木心中」、イイ女(ムリめの女とも言ってました)風が歌う率が高い「WOMAN」、「綺麗でしょ(ハ、ハイ)/ヒラヒラと(ハ、ハイ)/いい女でしょ(ハイハイハイハイ)」と( )内の男たちのコールも懐かしい「ああ無常」など...。本当にバブル時代の夜を支えた曲たちです。今とはなっては音の薄さやジャケットのチープな派手さなどとあわせ、失笑混じりで向き合わねばならない部分が多いわけですが、近過去の歴史を学びたいとき、ちょっと価値ある資料です。
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