医療費の公的補助が始まった、’09時点の最新治療について解説。
また、具体的な臨床試験結果までは載っていないが、冬虫夏草配合「複合菌糸体発酵末」服用で自己免疫作用の向上による、B,C型肝炎の治療効果を高めたり、副作用が軽くなる等の解説がなされており、また、他の病気にも効果があると解説されている。
「複合菌糸体発酵末」の入手についての具体的な紹介は無く、問合せ先の記載もないので、別途、検索が必要。
承文堂出版の前身である、彩土出版が出版した『B型肝炎・C型肝炎 を治す完全ガイド』と内容が全く同じなので、上述の書籍をお持ちの方は、購入してもムダですよん。(公的補助のことが少し追加されたりしているだけ)
子どもが水疱瘡になったのをきっかけにYOBOキットとともに購入しました。
小児病に対する予防レメディと方法、かかったときの対応が書いてあります。
まだ全部は読んでいませんが、小さい子供がいて、予防接種を受けない方には
心強い本だと思います。
YOBOキットに入っている4種類のティッシュソルトの説明がなかったので
星をひとつ少なくしました。
効果はあるんだろうけれど、論拠が弱いです。
ことわざがあるから、効果があると言うお手紙が来たから、というだけでは、医者が書いている意味が弱いと思います。例えば、昼にそばをすすめる理由も、アミノさんなどを含有しているから(p127)だけの理由しか明示されていません。
同じ半断食でも、朝を抜く理由も不明です。夜の方が効果あるのでは?
思い起こすともう1年以上前になるのか、山口美智子・薬害C型肝炎全国原告団代表の姿を毎日のようにニュース映像で目にしていたのは。そのマスコミの大きな取り上げ方から、何か非常に大きな、そして深刻かつ重大な問題なのだろうと実感しつつ、内情はほとんど理解できていなかった自分をこの本を読んだのちに知った。後悔した。これほど長い歳月を孤独の中で苦しみ続けていた人たちが大勢いた事実をきちんと把握していなかった自分が情けなかった。
出産時の出血が止まらなかった場合に、止血剤として使用された運命のウィルス汚染薬「フィブリノゲン」。そしてもうひとつの止血剤「クリスマシン」。どちらも人間の血液から製造される。血液製剤と呼ばれる薬だ。原料となるその人間の血液がウィルスに汚染されていたら、そしてそれを加熱殺菌処理せずに使用したら・・・・これがニュースでさかんに報道された「非加熱血液製剤」である。
しかもその非加熱血液製剤の危険性を充分に承知したうえでなお、製薬会社は販売を続け、厚生省(当時)もそれを黙認する。その結果、何も知らない患者だった一般国民が無差別にC型肝炎に感染させられた・・・・これがこの事件の真相である。
だから、山口美智子・原告代表が何度も口にするように、誰もがこの薬害肝炎被害者になり得る可能性があったのだ。人生を狂わされ、未来を奪われ、筆舌に尽くしがたい苦しい治療に耐え、高額の医療費を負担し、それでも命を落としていった被害者は多い。非加熱血液製剤の危険性が全く予想できなかったのならまだしも、わかっていてなんの対策も講じなかった製薬会社・国の功罪は限りなく大きい。
そして、日本政府と官僚の吐き気がするような保身と事なかれ主義にも目を向けて欲しい。こんな思考回路を持つ人間たちに日本は支配されているのかと思うと、身の毛がよだつ。マスコミが報道してくれなければ、国民には知る由もなかったこの甚大な薬害。日本は本当に法治国家なのだろうかと疑問を持たざるを得ない。
他人事ではないから多くの人に読んで欲しい。一気に読める。知る、という事がいかに大切かを教えてくれる一冊だ。
私はB型慢性肝炎患者ですが、大変役立ちました。
現在受けている治療はどうなのか? 将来自分はどのくらいの確率で発癌する可能性があるのか? 発癌をできるだけ抑えるためにはどうすればいいのか?
患者の私が読んでも9割くらいは理解できました。 平易な文章で書かれており、またグラフや表も多く 文字も大きめです。医療関係者よりも患者向けに 書かれた本ではないかと思ってしまうくらいです。
B型肝炎患者さんにとってはバイブルになりそうな本です。
この本の特徴は、虎の門病院の膨大な臨床データに 基づいて書かれているということでしょうか。
章立ては
1.B型慢性肝炎の自然経過〜ジェノタイプの違いを含めて〜 2.B型肝疾患の診断 3.B型肝炎のウイルスマーカー 4.B型肝炎ウイルスの遺伝子型と遺伝子変異 5.B型慢性肝炎の治療 6.B型肝硬変からの発癌 7.B型慢性肝疾患からの発癌抑制 8.B型肝疾患の最新のガイドライン
5.B型慢性肝炎の治療 では、 a)インターフェロン b)ラミブジン c)アデホビル d)エンテカビル について書かれています。
6.B型肝硬変からの発癌 7.B型慢性肝疾患からの発癌抑制 についてはB型肝炎ウィルスに感染している患者 さんには是非読んで欲しい部分です。
少々値段は高いですが、命に関わる事ですので、 B型慢性肝炎患者さんにはお勧めします。
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