この映画はミニシアターから話題になり、全国のシネコンでも上映された名作です。
はやくブルーレイで観たいなと思っていました。
DVDでも持っています、原作も愛読しています。
私はダウンロード購入したので、今も歌詞カードを見たことがありません。そこで、すべて書き取ってみたのですが、どうでしょう。この詩的で、散文的ですらある美しい歌詞。現代の日本のポップスは、それこそラップのように早口で何を言っているのかさっぱり分からない、そうでなければサビに英語をずらずら並べる。似たようなものばかり。そんな中でこの歌は格が違うように思います。
メロディーは素朴で少しケルト的な要素を持っているので、日本人の耳にすーっと馴染んできます。
「空には 生きている 叶える 虹が微笑む・・・」
歌い手の手嶌葵さんは、ゲド戦記で話題となった21歳。その歌声は大きな可能性を秘めているのですが、ここのところカバー作品しか発表しないのが気になるところ。彼女の魅力を活かすには、もう少しオリジナル作品を発表してほしいと思います。今後の活躍に期待します。
ライブで見て、感動して、ファンになりました。
それで、勢いでCDを買ってしまったんですが、たいてい、衝動買いすると後悔しますよね。
だけど、全然、そんなことはありませんでした。
彼女の独特の声で歌われることで、ミスマッチかと思われる曲もいいものになっているし(もちろんアレンジも素晴らしいです。特に恋唄のアレンジはいいですね)、アルバム曲も聞けば聞くほど味が出るいいものばかりです。
ただ、少し値段を上げてもいいのでもっと曲数を多くするか、オリジナルの楽曲を多くしてほしいです。あとできれば、手嶌葵さん自身が作詞した曲もあれば、もっとはまれるのに、と個人的には思います。でも、個人的に久々のヒットでした。
まさに夏休み小説です。
男の子にとって夏休みは冒険のとき!そして成長のときです。
核家族や少子化の今、子供たちが死を感じるときを失いつついあります。
人の死を感じないからこそ、少年犯罪が増えていると言う人もいます。
別れねければならないから、精一杯付き合うのです。
この決して長くない小説の中に、少年がひと夏で経験しなければならないことが詰まっています。
年長者への尊敬心、行動する力、友情、そして別れ
少年たちは老人とのひと夏の友情により、背負っていたものを下ろしたり、新しい道への活力を得ます。
読後には3人のすがすがしい笑顔が見えたような気がします。
良い人しか登場しない、子供たちの物語。
是非夏休みに。
どの曲も、耳のそばでそっと歌ってくれているような、
そんな息づかいまでも聞こえ、うっとり聞いてしまい、
時間の経つのを忘れます。
すばらしいとても豊かな時間をすごせます。
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