この中に掲載されている「サボテンの花」はとにかくオススメです。最後の子供達の手紙を見て、涙ぐんでいる副校長先生をちょっと想像しただけでこちらも温かい気持ちになって涙腺が緩みます。 子供達を教育するというのはこういうことを言うのだろうと思うし、相手の気持ちを考えるという意味でも勉強になる。きっとこの先生はさぞかしおいしい酒が飲めるでしょう。 是非、学校の先生に読んでもらいたい。
1969年の作品にもかかわらず、ゴールディ・ホーンのファッションや生活に魅力と新鮮さを感じる。個性派俳優達の出演で、テンポ良く楽しめる娯楽映画。話の結末は、途中でわかってしまうと思うが、観終えた後も心地よさが残る作品となっている。
“豪華3大スター競演が楽しい、小粋でハートフルな傑作ラブ・コメディ!”とあるが、その一人ゴールディ・ホーンはこの作品でアカデミー助演女優賞及びゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞してスターの仲間入りをしたばかり。実際、この作品でのゴールディ・ホーンは若さに輝き、正直な初々しい女性を演じていて、とてもキュート!受賞も当然です。しかし、主演者ウォルター・マッソー、イングリッド・バーグマン、その他の出演者も一流です。また監督:ジーン・サックス、製作: M・J・フランコビッチ、脚本 I・A・L・ダイアモンドはいうまでもありません。これらの方々の経歴も省略。まぁ、妻子持ちと偽ってプレイボーイ振りを発揮し続ける独身医師ジュリアン(ウォルター・マッソー)と若い恋人トニー(ゴールディ・ホーン)とCACTUS(サボテン)のように堅物の受付嬢兼看護師のステファニー(イングリット・バーグマン)が絡んでくる話です。見どころはステファニー(イングリット・バーグマン)が徐々に行動、心が好い感じにサボテンがCACTUS FLOWER(サボテンの花)を咲かせるまでの映画史上最高の女優と称されたイングリッド・バーグマンの演技をご覧いただきたいのです。映画でディスコダンシングに挑みながら、楽しむバーグマンの演戯は素晴らしい驚きです。女性らしさを表に現していく演戯の素晴らしさはいいね〜。ウォルター・マッソーもうまいし。勿論、映画のサボテンもめでたく花が咲き、ハッピーエンドとなる。ラストシーンの数分間のイングリット・バーグマンの笑みをたたえた美しさを見てほしい! 映画のファーストシーンとラストクレジットの流れるなかで次の歌が流れる。
恋は時間を選ばない♪季節も年も選ばない♪いつでも恋の時♪いつ訪れるか分からない♪恋を捕まえるのはあなたの心♪遅咲きの花は命が長い♪いつか誰かがやってきて♪たちまちあなたは花開く♪時を超えた恋の魔法♪
懐かしすぎて泣けちゃいます。でもR35…私はまだ25にもなっていないのに!!不思議だね。ほとんどそらで歌えるよ?!でも私は年齢ごまかしてるワケじゃないんだよ…確かに「夏の日の1993」は小5の夏に繰り返し聴いたし!!「世界中の誰よりきっと」は小4。「SAYYES」は確か小3だ。武田鉄矢の「僕は死にましぇーん」の主題歌だ。ドラマは再放送でしか観てない。「TRUELOVE」はチェッカーズのフミヤのソロデビュー曲で「あすなろ白書」の主題歌だ。これは観てた。若かりしキムタクがでていた。オリジナルラブの「接吻」も同じ頃だと思う。大人になって同い年の中島美嘉がカバーした。あの頃は日本中がいい曲で溢れていたのだろう。今世紀になってやたらにカバーされている。歌というのは不思議なもので聴くと途端にその時代にタイムトリップできる。私はこのCDを聴いて現実逃避しどろんこになって遊びまわっていた子供時代にトリップするのだ。
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