やはりCGの多用のせいでいまいち前作よりも怖くなかった。
それにやたらと血やら死ぬシーンを多用してましたが、 何かあっさりしすぎてハラハラしてきた時にグサって感じで、 どうももっさり感が否めない。
キャラクターにもいまいち個性が乏しいというか、少なくとも 主役のクエンティンとナンシーにはもっとスポット当ててて欲しかった。
旧シリーズもフレジェイも、多少作品の良し悪しはありましたけど、 キャラクター像の描き方は少なくともしっかりしていたと思う。
なんか終始物語が淡々とあらすじ通りですよって感じで、 もっと蛇足的な話もあった方がよかった気がする。
それに、オリジナル版を観ていたとはいえ、全然予想できる展開ばかりで ホラーとしてもモンスターパニックとしてももっさり感の残る作品でした。
シリーズ唯一の男性が主人公。だからと言うわけではないのでしょうが、体育の先生がハードゲイだったりと別の意味で危機感のある映画でした(笑)。監督はこの後「ヒドゥン」世に送り出すジャック・ショルダー。力を蓄えていた時期なのでちょっと頼りない映画ですがフレディが人間の体を突き破ってくるなど見せ場もおおい映画です。
ウェス・クレイブンのアイデアに便乗しただけのイマドキ風ホラー。 基本的に旧作を焼きなおしただけで独創性は皆無。 その上オリジナルの方が遥かに面白かったです。
オリジナルの1作目は、ロバート・イングランドのフレディが放つ邪悪な雰囲気が作品全体を覆っていました。 ところがリメイク版のフレディは存在感が薄くてパンチが無い。 「わっ!」と驚かすシーンはありましたが、そんな小手先の演出じゃオリジナル版のファンは納得しませんよね。
またジャッキー・アール・ヘイリーの風貌もフレディに相応しいとは思えない。 顔がでかいせいか手足が短く見えてスタイルが悪いです。 また見開いた目が自信たっぷりに見えたロバート・イングランドに対し、小さな目が弱々しい表情に見えてしまいます。 ジャッキー・アール・ヘイリーはこの作品においてはミスキャストだった気がしてなりません。
ストーリーでは、エルム街の住人がフレディに火を放つシーンはちょっと衝撃的でした。 また主人公ナンシーの親友クリス(オリジナルでいうところのティナ)のシークエンスはそこそこ怖かった。 でもクリスが殺され、主人公が活躍しはじめるそれ以降がイマイチ盛り上がりに欠けます。
オリジナル版が好きだからこそ厳しい評価になってしまいましたが、総評としては決してつまらない作品ではありません。 ただ、もう一度リメイク版を見たいかと聞かれたら「見ない」と答えますね。 リメイク版鑑賞に時間を費やすくらいなら、何十回と見たオリジナル版をまた見ます。。。
マイケル・ベイ製作のリメイクホラーはどうも苦手。 「オリジナルを超えてやる!」という意気込みが感じられない。 オリジナル版のネームバリューだけで荒稼ぎしてるように見えてしまいます。 とか言いつつ、好きな作品のリメイクと聞くと見ちゃうんですけどねえ。
やっぱこのヤツは不死身!1979から現代まで数多くの作品で暴れ、あのフレッデイー(?)も対決したけど、死なん・・・このリメイクも面白い!子供の時から観まして、当時怖かったけどそれでも今もホーラーの中で第一!ただ、いつもシリーズの最後に派手な!?ファイナルで終るけど、この映画は・・・大ヒットだったので続編が出ると思ったけどさ・・・気のせいかかケイン・ホッダーじゃないから不思議です
いまやすっかり過去の人だが、90年代はブイブイ言わせておりました、レニーハーリン監督が一躍注目されたシリーズ4作目です。シリーズ中最もアクションシーンに力が入れられていて、ホラーというよりアクション映画と言った方がいいかもしれない。シリーズ中としてはファンの人気が高い作品です。本作の次がダイハード2ですからやはり当時の勢いは凄いですね。
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