カレンダーを見ていて、行事や記念日の書いてない日にめぐり合うと、
「きょうは何かあるはずだ」と、つい気になってしまう。
そんな時、この本を見ると、365日の今日の日には、必ず、歴史、
出来事、記念日が載っている。
歴史や出来事では、記憶の喚起があり、記念日は、その理由を知る。
語呂合わせでも何でも、とにかく記念日を作ってしまった方が勝ち
という感じに驚かされることもある。
1月から12月まで毎日、代表的出来事や記念日をひとつ載せた目次は、
そこだけ眺めて、この一年を考えるのも楽しい。
巻末にある、年齢早見表付き「書き込み式」自分史年表は、便利である。
今まで、自分がその年に何をしてきたか、自分の周りで何があったか、
簡単に記録しておくと、いつの日か、振り返る時が来ると思う。
これは、人間愛に満ちた眼で優しく、奥深く、鋭く世の中を見つめて、痛快に、知性豊かに、気高く老いてゆく女性のエッセイ集です。
僕は、名古屋での学生時代に、田中さんの衆議院議員初当選のために運動して、当選された時の言葉(「日本の夜明けが来た」)に胸を躍らせていたものです。
この本を、一気に読みました。何度も感動で涙が出ましたが、とくにお父様の回想は、それを軸に話を広げれば一遍のドラマが出来るほどの深みと広がりがあると思います。また、最後のあとがきは、いつまでもジーンと胸に残ります。
若い人にも、ぜひ読んでもらいたいと思います。
馴染みのある昔話や童話を期待して上下巻とも買ったのですが、全く関係のない創造の話も多く収録されています。
中にはは内容的にも頭をかしげるような、(読み終わりに思わず「変な話だね」と加えずにはいられないような)あまり魅力の無い話もあり、残念でした。
有名な昔話も短縮されすぎていて物足りない気がしました。小さな子供にはこれ以上の長さでは難しいのは分りますが....。
「何でも良いから5分話をする」には良いのでしょうが、心に残る話は少ないと感じました。残念です。
これまでもカラスのオペラアリア集を買ってきましたが、量、質ともに充実しているのがこのCDです。例えば、『ノルマ』なら、『清らかな女神』だけでなく、きちんとフィナーレやアダルジーザとの二重唱も収録されていて、抜粋でありながらきちんとオペラの筋をなぞってあります。これは、まだ『ノルマ』を聞いたことのない、知らないという人にはありがたい構成です。また、カラスだけでなく共演者も中々充実していて、前述の『ノルマ』ではクリスタ・ルートヴィッヒ、『ルチア』ではジュゼッペ・ディ・ステファノ、『セヴィリアの理髪師』の「それじゃ私ね」では、ティト・ゴッビと言うように名歌手のすばらしい歌声も聴けるのでカラスだけでなく、他の歌手たちも楽しめます。
100曲も収録されていて、3000円という良心的な価格設定もうれしい良品です。
「 楽しいから続くこと 」
年間約4億冊売れる日本のカレンダー(同著P54、日本人はなぜ記念日が好きなのか?より)。 四季折々の歳時を楽しむ日付好きの国民性ゆえに、記念日に対する関心もまた高くなる。
と、そうした理屈を抜きにただ、眺めていても面白い。 例えば6月1日は、アイデアの日。 水に溶ける紙が付属していた“スパイ手帳”や、象が踏んでも壊れない筆箱など、子供の頃の楽しい記憶が蘇る。 あぁそうか…、なるほど……と、思わず笑みがこぼれてしまう。
ワクワク待ち遠しい記念日は、楽しいばかりか、マーケティングのヒントも盛り沢山。 地域のブランドづくりや、会社の業績を向上させるPRとしての記念日制定など、成功例のベンチマークに事欠かず。
毎年やって来る記念日、記念日を活かすPR戦略。 楽しいから続くアイデアの書として、ブランドづくりにも役立つ、記念日とともに刻まれるべき一冊だと思います。
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