日本の何処かに鬼の呪いによって住人の女性が皆、幼い少女の姿をしたまま成長しない町が在るという、 これはその町に住む3人の少女(見た目は小学生だが実際は高校生)の愛と嫉妬と友情と不思議な縁の物語である、このインパクトあるタイトルをもつ非現実的な舞台設定の作品を作者は卓越した描写力で説得力ある日常譚に仕上げている、例えばこの表紙を観てほしい、およそ日常的とは呼べない装飾過多な少女達が自分達の住む街の中へかけてゆく様が実に自然に描かれているまるで読者をこの不思議な街へいざなう様に、読者はこの一冊の本で不思議な祭りのはじめから終わりまでを彼女らと共に過ごす事となるのだ、愛らしいキャラクターと伝奇譚、連載作品ではあるが大長編の読みきり作品のような趣、そこにゾンビ映画のティストも加わりなんとも憎めない「まんが」に仕上がっている。 ただ設定が特殊なため、各キャラクターに感情移入した頃に物語が終わってしまい一抹の寂しさも感じるのだが、それも含めて「お祭り」なのだ。
目次と概要
さんかくかん 1話
男1女1。幼なじみの高校生同士の絡み。女が年上(表紙の右側)。爆乳。
さんかくかん 2話
男1女1。幼なじみの高校生同士の絡み。女が年上。爆乳。
さんかくかん 3話
男1女2。幼なじみの高校生同士と同級生の女の子との3P。同級生は貧乳。
こっち向いて
男1女1。高校生同士(太った男と貧乳の女)の絡み。
濡れ姉
男1女1。姉弟の絡み。やや陵辱。爆乳。
はじめての痴女
男1女1。カップルでの絡み。爆乳。
人妻発熱中
男1女1。一人暮らしの男性とお隣に住む人妻との絡み。爆乳。
父の恋人
男1女1。大学生とその父の部下のOLとの絡み。爆乳。
怒り妻
男1女1。気の弱い夫と気の強い妻との絡み。爆乳。
ガマンできない!
男1女1。欲求不満の妻と息子の友達との絡み。爆乳。
おまけ
各キャラクターのデザイン
あとがき
212ページ。本のタイトルになっている「さんかくかん」が3話構成になっており、他は短編です。基本的に女性はみな爆乳ですが、胸を使った絡みはあまりないです。ストーリーは「濡れ姉」がやや陵辱的でしたが、他は楽しめました。消しは網掛けの中線です。絵は表紙と同じクオリティです。
TSF(性転換もの)は嫌いどころかむしろ好きなんですが、この作品の女体化はどうにも生理的嫌悪を感じてしまう。 こうしたネタは読む人を選ぶので、商業リプレイでやるのはどうなんだろう。
シナリオに盛り込まれたセクハラネタも楽しめない。 旧SWのぺらぺらの時は意図せずやっていたから面白いのであって、こうも露骨に狙われると何だかなぁ…という感じ。 他の方も仰っているように、挿絵が酷いことに…。 個人的にTRPGリプレイにこうした路線は求めていないので、せめて挿絵だけは普通にして欲しかった。 なんだか最近の萌え系ラノベみたいに感じられて少々残念。
ただ、魔剣の能力やダンジョンは相変わらず面白いです。 ナカヒト達の正体も明かされ、巻末の展開も続きが気になる終わり方で良い。 次巻を買うかどうかは内容次第ですが……挿絵は普通であることを願います。
読み物としては星2つですが、好きなシステムのリプレイという点を加えて星3つの評価にしました。
これは面白いリプレイです。藤澤GMが好きな方は買って損はありません。
かつての「ろくごまるに」さんの封仙娘々追宝録の様に、
とある封印を開放すると世界に様々なものが散らばっていく、
それを追いかけていく、というのが本筋の王道ストーリー。
散らばったものは魔剣、それも意思を持つ魔剣、インテリジェンスソードというやつ。
ところが、封仙娘々追宝録の様に、ばら撒かれたのは一癖も二癖もある奴等。
これらの魔剣たちの性格設定が、実に藤澤さんらしい楽しいものになってます。
藤澤の磁場というやつです。
イラストもかわゆくてこちらも花丸。
期待のシリーズです。
普通、妹ものといえば守りたくなるような子だったり、ちょっと生意気で素直じゃない子が主人公だったりしますが、この作品は別です。優順不断で、ひ弱そうな兄と身体がやたら成長してしまったにも関わらず、中身はお兄ちゃんの後を追っかけまわしていた子供のころのまんまという妹の近親相姦ものです。純粋にお兄ちゃんが大好きで、「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになるー」といった子供のころのノリをそのまま持ち続けている妹がなんともかわいらしいです。絵も見やすいですし、近親相姦もの、妹ものが苦手な方でも大丈夫ではないでしょうか。それにしてもうらやましい・・・
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