悩める中高年よ、早まるなかれ! ホンマモンのロック魂を有する侍たちJFK(ジョニー吉長(55)、FUKUSIN ,加納秀人(53)らが織り成す)を体感してからでも、遅くはないぞ! だまされたと思って、聴いてみなっ! まだまだ日本も捨てもんじゃねぇーよ。 ライブはもっともっと驚きの連続さ。ほんとに、いい音してっから!本牧亭TERJE
DVD発売前ですが、東京迄はるばる観に行って本当に良かったです。1965年と2000年の二つの時代の映画製作の現場を背景に、かつてスターだった男がふたたび映画にエキストラ出演することになり、何故戻って来たのかその謎解きも含め、色々な人間関係を感動的に描いていました。何より役者さん達がとても生き生きしていました。若村麻由美さんはセリフのひとつひとつ、動きのひつつひとつが優しさに溢れ、麻生祐未さんはウットリするほど美しくて大女優という役柄にピッタリで、麻生久美子さんは時折見せる凛とした強さを感じさせる表情がとても素敵で、特にラストは素晴らしかったです。西島秀俊さんは墜ちていく役者の焦燥感みたいなものがひしひしと感じられて、あんな役柄の西島さんは初めて見ました。ジョニー吉長さんも哀感に溢れていて良かったです。特に若村さん演じる奥さんが「後悔していないわ。」と言った後に見せる笑顔が切なくて。 やる気のない監督の為にバラバラだった現場が、ジョニーさん演じる三原健がみせた最後のプロ根性によって段々とまとまり、文字通り「ラストシーン」へと展開していくシーンでは、涙でスクリーンが霞んでしまいました。あの場面はずっと忘れないと思います。映画が好きでよかった、何て映画って素晴らしいんだろうと心から思える映画でした。
このBOXの目玉は間違いなくDISC 3のライブですが、 PINK CLOUD/J.L&Cのライブ音源がまとめて出ている4枚 ([Free Spirit]、[Bootleg]、[Pink Stick Ink]、本作)の中では 間違いなく最高だと思います。 演奏もワイルドで、選曲もベスト!(「スモーキー」が入ってるので、ポイントが高い) これ1枚のために買うのは………値段が高いなぁ。 でもピンク・クラウドのライブが好きな人でしたら、 絶対に気に入ると思います!
貴重価値としては、同時発売の渋谷LIVE INでしょうが、いかんせんメンバーの息が合っておらず、演奏も音自体もテンションが低い…。マーちゃんのベースの音が大き過ぎ割れていたりもするし。尤もチャーって人は、演奏の不出来がモロに出る人で、ジミヘンと同じく、そこがまた天才たる所以かも…? この芝浦でのLIVEはオープニングから最後までテンション高く、ギターもチャーモデルなんで音が太くてイキがいい! 余り好きな音ではないけど…。個人的には、ボーナス・トラックでのチキンジョージでの演奏が一番出来が良いのでは…!
活動が停滞していた時期の映像なので非常に貴重だ。この時期はロックの主役がギターではなくなった時期であり、キーボード主体の音に変った時代であった。チャーもそのことを感じて、この後にキーボードなどを取り入れて作ったアルバムが「サイケ」であった。インタビューなどを読むと当時は、もう一度ギターの時代が来ると信じて、この時期はあえて活動はしていなかったようなことを語っている。そんな時期の映像だから、演奏曲は83年頃とあまり変っていない。使用楽器は黒ムスタングにアンプが「peavey」のようだ。音の方は頻繁に活動をしていた82年頃よりややテンションが低い。映像は狭い小屋のため、引きだと観客の頭が映ってしまっている。近距離は問題なし。秘蔵映像というのを考慮れば想像より良かった。「BRAIN MASSAGE」のような華やかさはありませんが、日常的なピンククラウドが観られるといった感じです。
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