歌も全部いいし、全体の話も全番組をうまくつないでいて
おもろしろかったです。だいすけお兄さんたくみお姉さん
の歌はもちろんよかったですが、個人的にはぺこぺこリモコン
(浦嶋りんこ)さんの歌は鳥肌ものでした。
3歳の娘も好きなDVDの一つで、少し時間が長いですが
集中して見てくれるので、その間いろいろできちゃいます。
「ものづくりは終わった、というマスコミを始めとする根拠の薄い話を真に受けて短絡的に現場の移転を決断するのではなく、 きちんと現場を評価し、長期的な視点で考慮した上で、残すべき良い現場を残すべき」、というのが本書のメッセージです。
加えて、論点として、大規模災害に備えるサプライチェーンの考え方、電力の産業改革、復興をどう進めるべきか、 農業の競争力強化やものづくりのベテランを活用した全国でのものづくりインストラクター制度設立、といった 多様な論点について「現場視点」から語っています。
「製品やサービスの提供の流れをいかに良くするか」という観点は多くの読者にとって新鮮であり、 一読の価値はあるかと思います。特に政策立案者や経営者にとってはインストラクターや 震災後の対応の提言に関する項は直接業務に活かせる内容であり、読んでいただきたいと思います。
ただし、あまりに多様な論点に触れすぎており、全体の論理構成がつかみにくく、 かつ個々の論点にはそこまで深くまで触れていないため、参考書的に読むにはお勧めできません。 著者の著作では「生産マネジメント入門」が生産管理について分かりやすく、かつ 詳しく書かれており、お勧めです。
読む人を選ぶという点で、☆3つとします。
NHKドラマ「坂の上の雲」で広瀬武夫を演じ注目された藤本さんの
人生自体がドラマチックである。
それは本から伝わってくる。
ただ残念なのは文章。あまりに軽すぎるし、表現が薄っぺらい。
藤本さんの魅力は星5つ、本自体の評価としてはこれである。
マスコミなどで取り上げられる日本製造業は凄いあるいは、もう駄目だというお手軽分析を超えて組織能力としてどこが強くどこが弱いのか、それをふまえた上で各々の企業が打つべき手はどういうものか。という事を考える上で非常に参考になる1冊。 まだまだ理論としては荒く学術的な裏が取れていない部分も多いので今後が楽しみ。
第一印象は「厚い!」
とはいえ、内容はだらだらと続けているのではなく、凝縮された藤本節。
全てを読破・理解するのにはかなりの気力が必要だが、まずは気になる箇所を
深読みしていくようにしても元は取れると思う。
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