長年の葉加瀬さんのファンですが、今回のアルバムは癒し効果抜群! 疲れていたり、気分が落ち込んでいる時でも、耳に心地よくなじみ 次第に心のヒダが穏やかになっていく…そんな印象を受ける曲が たくさん詰まっているお勧めの1枚です。 またPOPでカーニバル的なリズムを刻む曲もあり、家事をこなす時の BGMとしても効率UP間違いなし! 現在妊娠中の私にはお気に入り「胎教CD」の1つでもあります。
シンプルに言うとすれば、シンセサイザーの奥深さを知るに足りる一枚。
ダンスミュージックやテクノポップでの荒々しい音色のシンセ音しか聞いた事がない人には、本作で聞ける優しい音色のシンセ音は新鮮に聞こえる事だろう。
シンセサイザーで古代を表現している姫神の想像力の豊さは計り知れない。
ウィンターフェルは陥落し、ブランとリコンの生死は不明。また、フレイ家への謝罪と結婚式に参加するために双子城へ赴いた北の王ロブと母ケイトリンは、惨殺された。スターク家は衰え、反対に、ラニスター家は、少年王ジョフリーとティレル家の結婚も迫り、繁栄を謳歌していた。そのころ、夜警団は野生人と大規模な戦いを繰り広げていた。スターク家の私生児ジョンは、上官の命令で野生人と行動を共にしていたのだが...
前巻でロブとケイトリンが死んでしまい、おいおい、この作者は、本当によく登場人物を殺しては増やしてくれるなぁ!とびっくり半分、うらみ半分に思っていたのですが、今回もまたまたやってくれてます。(その辺は、ご自分で読んでお確かめください。)登場人物が多く、舞台も広いので、読後に時間をおくと誰が誰だかわからなくなってしまうところと、本が厚くて重いのが欠点ですが、どっしりとした大河長編を読みたい方にはお勧めです。北の王ロブもあっさり殺してしまいましたし、展開が本当に読めません。正直言うと、全て完結して翻訳されてから読むべきだったかな、とは思いますが、秋の夜長にじっくり楽しんで欲しいシリーズです。続きが楽しみです。
インドのサタジット・レイ監督によるオプー三部作の第2作。
オプーのベナレスでの少年時代からカルカッタでの大学時代までを描いていますが、まずはベナレスの有名なヒンドゥー教の聖地であるガンジス河のガートを撮影したモノクロ映像が素晴らしい。 河を舟でゆっくりと下りながら沐浴する人々を撮っていますが、日常生活に密着したヒンドゥー教の姿がそのまま飾ることなしに撮影されています。 私自身、一度ここを観光旅行し、同じようにボートで河を下ったことがありますが、外国人が増えただけで、河、建物、牛、人々の姿・・ほとんどこれと同じでした。「悠久」とはこのことです。 ガンジス河流域の狭い住宅街での生活描写も見事で、たくさんの人間と動物が出てくる映像から生活の臭いがしてくるようです。
ドラマとしては、第1部「大地のうた」と第3部「大樹のうた」に挟まれた「つなぎ」みたいな感じもしますが、オプーが通う小学校や大学生活の描写に「大地のうた」では見られなかったユーモラスなところもあり、やはりインド芸術映画の佳作だと思います。
第二巻の解説で、訳者が、第三巻について、「どんなスレた読者でも驚くことうけあい」と書いていましたが、驚くなんてものではない、驚愕の連続にただただ唖然と読み進みました。
もちろん、第二巻まで読んでいる人なら、読まずにいられないでしょうから余計なことはこれ以上書きません。
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