懐かしいヒット曲満載でいいですね。全て10歳前後の頃 の曲ですが、家のラジオから流れていた曲をこうして CDでまとめて聴けるのは嬉しいです。 このシリーズは何作かあるようですが女性歌手のヒット曲 を集めたこの盤が一番、統一感があり、いいと思います。 こうして改めて聴くと皆さん歌がうまかったんだなあ、 と感じます。曲もシンプルで、今のポピュラーソングにはない 魅力に溢れています。やはり”J・POP”より、”歌謡曲” この響きが好きです。
僕の記憶の中では大スターです(但しカムバック以前の話)。日本の流行歌の歴史で一時期海の向こうのヒット曲を翻訳してそれを日本の歌手に歌わせて日本オリジナルの歌謡曲と同等にはやらせていた時代があった(多分1958〜64くらいの間)。海の向こうは何処でもよく、この時期はアメリカ、イギリス、イタリア、フランス辺りから輸入していたものと考えられます。この時期の大スターがこの森山加代子でイタリアのカンツォーネからイギリスのヒット曲からええ歌満載です。更にこの歌手の特色は「じんじろげ」「ズビズビズー」「パイのパイのパイ」など意味不明の言葉遊び的なヒット曲を連続で流行らせたという他に例のない特色を有してまして、子供の頃それが実に新鮮に感じられました。大人が「なんやこの歌、意味が分からん」とか言うのを聞き、次の世代はほくそ笑む・・とかいうの良くある話でしょう。
加代子さんのデビュー一枚目と二枚目のLPの2in1のアルバムですね。曲目には目新しいものはありませんが正に伝説のアルバム。二枚ともジャケがとってもオシャレな感じで素晴らしいですね。「リクエストタイム」は三人の男性を従えて可愛いと言うより美しい加代子さん。「ヒットパレード」は今でも時々見かけるくらいでスゴくオシャレな写真ですね。道先案内にMOONなんて案内があって当時としては画期的なジャケだったに違いありません。「カラーに口紅」は有力なデビュー曲候補だったとか・・・・。「メロンの気持ち」はマサに加代子さんが大ヒットさせてそれに連られて外国盤も売れたとかとにかく最全盛期の加代ちゃんが楽しめそうです。余談ですが「じんじろげ」はどういう訳かこの後もアルバムに収録されていません・・・・。
作品とは関係ないが、島谷ひとみの歌を全く聴かない友人とCDを買いに行き、私が探していると、不意に、「島谷ひとみって、ドラえもんの?」と言った。 私は驚き、嬉しくなった。
オールディーズ大好き人間の私は以前から加代ちゃんのCDアルバムが東芝からしか出ていない事が不思議でした、彼女はデビュー当事国民的人気アイドルでした、しかもデビューした年S35年最短距離で紅白歌合戦にも出場した史上稀に見るアイドルだったのです、7年間のブランクの後S45(白い蝶のサンバ)で見事、オリコン4週続けて1位を取る様な輝かしい活躍振りで戻ってきてくれました、そんな加代ちゃんのコロムビア移籍後のこれくしょんがリリースされる事はごく当たり前の事ながら道程が遠かっただけ喜びもひとしおです、東芝時代のセルフカバーもあり、コロムビアでのシングルもあり今から早く3月になって欲しいと気は焦る一方です、関係者の方々本当に有り難うございます、これだけでも今年はファンにとって加代ちゃんデビュー45周年の年でもあるので最高の年になります・・・感謝。
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