いやー驚きました。久しぶりに凄いの見たって感じです。ロックの殿堂創立25周年記念コンサートは恐ろしく豪華なメンバーが集まりました。こんな歴史的なコンサート見れるアメリカの人たちは幸せですね。CSN,J.Taylor,B.Springsteen,J.Browne,S&G,J.Beck,S.Wonder,Stingなどなどみんな素晴らしいのですが、個人的にはU2が印象的。そして最大のパフォーマーはサプライズゲストのM.Jagger。「Gimme Shelter」ではあまりの存在感に絶句。(共演のFergieもなんだかすごい)。Mickが登場するとき、あれだけオーラを放っていたBonoがスッとバックに回る姿がまたかっこいいです。5時間半の長い収録ですが、ビールでも飲みながら見ると、極上の時間を過ごせる素晴らしいコンサートです。欲を言えば、N.Youngが出演していればパーフェクトでした。
ポール・サイモンの自伝的映像作品。アート・ガーファンクルも登場。二人のコンビからソロへ、その後の挫折、そしてグレイスランドのコンサートへと続く。最後の南アでのコンサートとその後の映像は、ポール・サイモンの人柄をうかがわせ、また当時のアパルトヘイトの中で彼がとった行動の重さを教えてくれて感動的。このビデオと「アフリカンコンサート」を合わせて見ると、大きな流れが見えてきて、二つの作品の重なりから、南アの差別撤廃にポールの音楽が重大な働きをしたことがわかってくる。映像はあまりきれいとはいえないが、それでも十分に見ごたえがある。私はこれをもう10回くらい見ました。
てっとり早く(?)サイモン&ガーファンクルのおいしいとこどりをされたい方には最適です!最適すぎます! 20代の私が聞いても新鮮で、でも懐かしいサウンド。両親と一緒に楽しめる一枚でもあります。このアルバムがきっかけで父や母の青春の知られざる1ページを垣間見れたり・・・。 いろんな意味でココロがすっと洗われるアルバムです。
この本は、二人の誕生からトム&ジェリー、S&G時代、さらにお互いのソロ活動を1991年まで描いたグラフィーです。楽しく過ごした少年期の音楽活動から、プロの道へと入っていく二人の心の揺れ。アルバム「明日に架ける橋」制作過程での二人の苦悩と葛藤。ソロ活動を続ける中でも、S&G再結成が浮上するたびに二人の溝は深まっていきます。お互い離婚や失敗を乗り超えながらも、アルバム「グレイスランド」で、ポールは再び世界的アーティストととして脚光を浴びます。栄誉と名声の過程に、人間としての苦悩や葛藤を乗り越えていく、二人の姿が克明に描かれていて、一心に読むことができました。彼らの足跡を知る上では、最良の書ではないかと思います。
思えば一番最初に買ったS&Gのアルバムがこれでした。 1曲目のミセス・ロビンソンの衝撃的なイントロで幕を開けるこのアルバムは、S&G入門には最適な1枚です。貴重なライヴテイクも数曲収められていて、マニアの間でも必須のアイテムなのではないでしょうか。 特に「エミリー・エミリー」のライヴにおける、ポール・サイモンのギターとアート・ガーファンクルのテナー・ヴォイスの絶妙なパフォーマンスは、他のライブアルバムにはない至極の一品です。 是非是非、聴いてみて下さい。
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