確かに15%以上の高利回り物件を入手し、自分でできるところは職人さんの人件費なしでリフォームすれば筆者のように成功するだろう。しかし、三大都市圏の50キロ圏内では買手が急増し、よほどのわけあり物件でないと高利回り物件購入は困難になっている。100キロ圏外のもっと地方なら高利回り物件を入手できる可能性があるが筆者のいうように「泊り込み」でないとリフォームや管理はできない。そこまで手間や労力をつぎ込めば当面は成功するだろう。
しかし、日本は新築自宅・賃貸住宅をむやみに建て過ぎで有名な野村総研のレポート(「人口減少時代の住宅・土地利用…問題…」2009)では現在13%の空室率が2040年のは43%まで高まり特に地方ほど住宅余りが顕著になると予想されている。恐らく地方部では15年後頃に賃貸経営が困難になり、30年後には賃料を今の半額にしても空室だらけになるだろう。30年後に資産価値が半減する地方部の物件ばかり買うのは危険で筆者は近視眼的な成功しか考えていない。まねて今後10年間成功し、物件価値が暴落する前に転売できる人以外は参考にしないほうが無難である。
空室増加傾向の不動産賃貸業に参入するにあたって、 いかに満室経営をするかについての具体的ノウハウを期待して、 商品を購入しました。
自分の物件を差別化する考え方とその実践ステップがわかりやすく、 大手ポータルサイトでいかに自分の物件を見せやすくするか?ということについても 具体的な事例を絡めて説明されていて 理解しやすかったです。
物件購入前に、満室にさせる戦略を具体的にイメージでき 大変参考になりました。
敵を知り、己を知らば、、、勝てる戦いのやりかたですね。
倉橋隆行の軽快な口調がとても心地いいです。 長年の経験によって培われた、 プロの不動産コンサルタントならではの自信を感じます。
セミナーの中で倉橋氏はこのように指導しています。
バランスシートをもとに資産を上げて支出を下げること。 そしてレバレッジで速度を速める。 最後にローンを返済すれば到達点に着く。 サラリーマンなら良いところを3億円くらい購入し、 月々200万位のキャッシュフローでいいのでは? と軽快な口調で提案する。
そして、最後に講師の倉橋はこのようにまとめる。
不動産投資は自分を豊かにするゲームである。 人生を豊かにし、貧乏を回避し、経営の基本が学べる。 人生は、そもそも楽しむようにできている。 楽しむために、不動産投資は必要なのだ。
不動産投資を始めようという方には必須のDVDだと思います。 おススメ!
これまでいくつかの不動産投資の本を読んでみたけれど、なぜかリアリティがなかった気がする。かゆい所に手が届かない、そんなストレスを感じていた。 このDVDは沢氏の実体験を映像(セミナー)で見れたため、文字では伝わらないかゆい所が感じられたような気がする。本に出てくるような資産●億円はこうして作られていくのか・・・と実感した気がする。 このDVDは物件の見極め方はもちろん、数年間にわたって物件を買い増していく際の戦略的なものも解説されている。特に資金調達の部分は私自身、知らなかったので、大変参考になった。 よし、物件情報でも集めてみるか、と勇気をくれるDVDでした。
私はサラリーマンからのリタイアを目指して、収益物件を2棟持っている
大家です。
本書は不動産投資における基礎から中級までが対象と思われる。
筆者が投資目的をサラリーマンからのリタイアに絞って
投資した過程を振り返り、投資の目的・考え方、
初心者が陥いる間違い、銀行の融資交渉のテクニック、
優遇金利を引きだしたノウハウ、物件の買付の通し方など
著者の視点での多くの高度なノウハウもちりばめられている。
私自身は初心者を卒業したと思っていたが、なるほどと
唸らされるところも多くあった。
投資には多くの手法がある。
レバレッジを効かせないで現物を格安で購入していく方法や
地方物件の投資、借地権物件の投資、出口から見た投資などであろうか。
三宅氏は投資目的をキャッシュフローに絞って
極力資金を使わずにレバレッジを効かせるという手法を
追求したものであり、王道でありながらも新しい切り口といえよう。
特に筆者のとことんキャッシュフローを重視する姿勢は
投資に対する私自身の”ブレ”を大いに反省させれられた。
ただ、本著は不動産投資について物件の選択基準や融資のロジックに
ついては解説されているものの、投資の全てを体系的に
記述しているわけではない。
実際に投資をされる方は本著のみに頼ることなく
他の書籍も参考にされることをお薦めする。
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