★4の上。
著者の処女短編集。
巻頭カラー4頁含む、ハード過ぎる日常からの逃避としてSMクラブに仮面を剥がしにくる女性客のお話『仮面』。
女装アナル調教してもらう少年のお話『みのり君の尻穴』。
信念が歪みをもたらした女教師と、男子生徒の、主従逆転調教劇『女王様は』。
女装少年と御主人様な大人女性が、危ない状況下で燃え盛るお話『友貴』。
カラー4頁含む、魔法少女に憧れる少女がハード調教されるシアワセドラマ『ごっこ』。
不幸の泥沼境遇な娘が最悪を絵で描いたような義父のもとで日々調教地獄に埋没するお話『美希』。
拉致られた弟のため恥辱に耐え抜く生徒会長な姉と、狂気な弟の、それぞれの愛のカタチ『反転』。
前・現・新、生徒会長な女生徒3人のオチャメな百合調教劇『欲情生徒会』。
人形依存症な女生徒と、憂さ晴らしに意地悪する女生徒の、狂気に彩られた奈落系『私のお人形』。
04〜07年にパピポに掲載された作品+投稿作。
かなりオミットされちゃった作品が多くてファンとしては初期作品から順に詰め込んで欲しかったですが、個人的には『私のお人形』が拝めただけで大満足。
グチャドロまではいかない程度の、マニアックなSM調教劇が主流で、ギグボール・鼻フック・縄縛・首輪・手枷足枷・貞操帯・浣腸器をはじめボンデージなファッションも盛りだくさん。
SM調教自体が主題となる近作も、その裡なる欲望を綴った心情の移ろいがミゴトですが、初期の頃にたしかに存在していた狂気が薄れてきていることだけが残念。
『ごっこ』『私のお人形』『反転』『美希』が最愛。
パピポの休刊で活躍の場を危惧してた私はこの場を借りて「コア様TI様よろしく」なぞと一計を企てておりましたが一足先にメガストア4月号に掲載されてたりしてホッ。
ともあれ、倒錯した性のカタチを綴ったドラマが好みの方へ、超お薦めな一冊。
とにかく19世紀後半のイギリスのお洋服、室内の調度品と、目の保養にいいものばかり。 まるで氷水の中から生まれて来たかのような、ニコール・キッドマンのすきっとした透明な美しさに見入ってしまいます。 設定が「ムーラン・ルージュ」とほぼ同じ時代なので、同じニコール・キッドマンでも、衣装と化粧と役柄でずいぶん違うと思います。 それを見比べるのも面白いかな?と思いました。 ただ、内容が、ちょっと。 なんというか、「女ってなんてつまらないの!!」という怒りが込み上げてきます。 それと、マルコヴィッチのえせ芸術家のいやらしいまとわりつく演技が、ぞぞぞっとしました。 見た後の自分の中に生じた悶々とした感情が、星3つと致します。
有言実行三姉妹シュシュトリアンの山吹花子役や
忍者戦隊カクレンジャーの鶴姫役で印象に残る広瀬仁美さんへのインタビューが掲載されています。
1999年に芸能界を引退されているので、約10年振りのメディア出演となりとても嬉しい限りです。
すっかり大人になった現在の広瀬さんの写真も載っているので当時のファンであれば必見。
元気そうな姿を見れただけで私は感動してしまいました。
これを機に特撮にときどきゲスト出演とかしてくれないかなー。
世の中にはいろんなジャンルの本がありますが、このようなノンフィクションの本を読むこともとても大切だなと改めて思いました。
同じ地球に生まれたのにたまたま生まれた国、生まれた環境によってこうも人間は違うのかと思いました。
スアドが育った西ヨルダンのある村には名誉の殺人というものが存在する。同じ人間なのに男性は王様のように扱われ、反対に女性の方は家畜以下に扱われる。
日本や他の多くの国の風習や文化から考えたらおかしいことは明らかだか、ここの国では当たり前の事のようだ。
読んだ時はショックだったがこの事実を同じ地球に住む人間として知れて本当に良かった。スアドも言っているが知らないということは恐ろしい、また自由でないと思う。 知らない方が幸せと言う人もいるが僕は違うと思う。
スアドの国やまた他の国で今もこのような事実があることは辛い事だし、またそこに暮らす男は酷いと思う。しかし、子供の頃から外部の情報が全く入らず、また教育を全く受けられない読むことも書くことも出来ない、そんな環境の中先祖代々暮らしてきては、この現状も許せないことだが仕方ない事のような気もする。
この問題の根本を解決するためには、やはり僕は教育が必要だと思う。
しかし、それが実現するためには多くの困難があるだろう。お金の問題だけでなく。
よく、本やテレビなどで、自分が少し寄付したって世界は変わらないとか、お金がある人はそういう物に全財産かけてしまいそうで怖いとか言う。
お金で世界は変わらないかも知れないが、それでも行動しないよりましだと思う。
ほんの少しの寄付でもいいと思う。
そう一人一人が思う事が一番大切な事だと僕は思う。
教育をろくに受ける事が出来ない国が多い中で日本のように教育を受けられる国は幸せだなと思いました。
いろんなことを考させられる。そんな一冊だと思います。
ハルサイは他に何枚か持ってて、いずれも素晴らしい出来ですがデイヴィス盤が1番好きです。もちろん録音の良さや音の奥行きもありますが、最大の魅力は《木》の香りがする事です。人それぞれ好みもありますがオススメです。他にMTT、ドラティなども好きですね。
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