正直、青い。 けど、元気になれる。
短編集でどれを読んでも、心に効く。
疲れたときに読むといつも癒され、がんばろうって思える名作。
賭博バレーでコスプレなど出てきて一時はどうなるかと思いましたが、それを覆すほど良い台詞が詰まってます。
日本橋さんの漫画は読むと「私もやろう!」という元気が湧いてきます。
これは、説明をするより読んで頂ければ
日本橋ヨヲコの素晴らしさがわかると思います。
一回だけでなく二回三回読めば読むほどに、言葉の重みを感じる本です。
鉄男の親父、阿久田鉄人は1巻で町蔵に言った。 「気づいちゃったんだよなぁ、誰も生き急げなんて言ってくれないことに。。。 何も知らずに生きていけたらこんなに楽なことはないのに。 それでも来るか、君はこっちに。」と。 そして、それを知ってしまった町蔵はいつの間にかあっち側へ足を踏み入れていった。 両親の愛を知り、久美子、鉄男の愛を知り、阿久田の、裕美子の、皆の愛のカタチを知る。 胸が熱くなり、涙が溢れ、爽快感にたどり着く。 漫画家がこのような漫画の話を描くことができるなんて、 この作品を読むまで想像もつかなかったです。 勇気あるなぁ、と思いました。 そして、大成功な作品だと思います。 アア、ジンセイトハ、コンナニモスバラシイ。
今回、敢えて強調するなら、サラのデレ具合だと思います。今まで感情の起伏が少なかった彼女からすれば、「精一杯のデレ」を見せてくれてます。
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