美しいBLっていう独自のジャンルで良いんじゃないでしょうかね。
短編集ですが、全作品に必ず似たような超絶美少年が出てくるっていう(笑)
まあ、ぶれないですな…
自分はレビューで鉱石について語ってると聞いて、
何も見ずに買ったんですが、小説でした。
短すぎると感じるのは自分だけじゃないと思うんですが、
どうなんでしょうか。
決して悪くは無いと思います。
ただ、最初のだけ引用すると、鉱石を知らない自分にとって
葡萄露ってなに?と言う感じです。
検索してもでないんですよ。
これって、つまり紫水晶に葡萄酒を染み込ませるって事ですか?
う〜ん・・・
でも、まぁ、いいと思います。はい。
『夜啼く〜』や『魚たちの離宮』と同じ時代の匂いの感じるものの、文章は今までのルビや旧漢字を多用する装飾的な文章というより、擬古文体で書かれている。 そして登場人物たちの年齢層が上がり、仄かに見せていたものが、はっきりと描かれていると思うのも、最近の作品と同じであろう。
途中、白昼夢や夢の中で何がしかを語っているのであろうが、曖昧であり、最初から最後まで起承転結がはっきりせずに終わってしまったような、すっきりしないカンジであった。 人物も際立って魅力的に感じる人は居らず、あえて言うなら印象的だったのは、青貝擦りの茶碗に雨水を受ける情景である。
すっと読めました。堅苦しくなくて、読みやすかったです。 報道番組スクープでの取材を通じて、ジャーナリストとしての経験を積んできた長野さん。その彼女が現場の人間として感じた事を、彼女らしい率直な言葉で語っています。 第一部フロム・パレスチナでは、9.11以降、日本に流れてくる画一的な西側メディアの報道に逆らって、パレスチナ、イスラエルなどへ自ら出向いて何人もの人間にインタビュー、報復の歴史を肌で感じ取っています。 アメリカでのテロはなぜ起きたのか。 そもそもテロが起きる理由とは? ひとりひとりの人間に焦点を当てて探っています。 第二部では、報道に足を踏み入れて感じた事や疑問などを、臆することなく書いています。わたしは読んでいて、そこに新鮮な視点を感じました。アカウンタビリティという言葉が印象的でした。 アカウンタビリティとは「結果責任」と「説明責任」です。報道におけるアカウンタビリティとは、記事に対する責任を持つ事です。報道内容に責任を持つからこそ、誤っていれば謝罪し、誤りに至るまでの経過説明をする。アメリカではそこから報道への信頼が生まれてくる事など。 それらが、わかりやすく書かれています。肩がこらずに読めちゃう。
|