主役ではないのですが、アメリカのモデル Ahmo Hight の大ファンである自分にとって、彼女の激しいセックス・シーンは感動ものでした。 それだけで星5つ付けてしまいました。 話の内容については触れる訳にはいきませんが、セックス・シーンを売り物にしたこの手のものでは、内容は無視しても十分満足できるのではないかと思います。
実は最初は買うつもり有りませんでした(T.T) DVDに釣られたのと、Green a.Liveの(スカートの裾がじゃまに)の歌詞に共感しての購入です。 私にとって、It's My LifeやHELLOのPVは衝撃、というか悪夢に近い物だったので。 YUIも雑誌のインタビュー等で
(原点回帰を)
みたいなことを語ってました。私もそれに期待しました。 でも・・・
(原点回帰を)
という時点で、昔のYUIではないんですよね。しかもそれは我々がYUIの音楽を求めたのが原因なんです(・_・、) 今やアジアの、いや、世界のYUIですから。でも、
(アタシが無くしたものは何?)
とYUIに歌わせてしまった我々って何?って思うと・・・
これは、昔から思っていたことですが、
(YUIって、路上で歌って、気に入ってくれた人にその場でCD買ってもらって、全国(世界中かも?)を旅して生きていくのがYUIにとって最も幸せなのでは?)
って個人的に思ってました。 YUI自身の感じたこと、矛盾、怒り、日常、等々を歌にして、路上で歌って、みんなに直接届ける。それで生きていく。 それで十分なのでは?って・・・
このアルバムには、昔はあったYUI自身の感情、矛盾、怒り、日常、等々はかなり少なくなってます。 そのかわり、曲作りの才能は素晴らしいです。いろんなタイプの曲が有り、いわゆる(捨て曲無し)状態です。 プロのアーティストとして、良い曲作ろう!新しいことに挑戦しよう!原点回帰もしよう! そんなアルバムです。だから良いアルバムです(^_^)
でも、私はYUIの曲じゃなくて、YUI自身の感情、矛盾、怒り、日常、つまりYUI自身の(魂の叫び)を聞きたいんです。
でも、今やアジアのYUIですから、1STアルバムのような作品はもう作れないんでしょうね(・_・、) しかも、そうさせたのは我々がYUIの音楽を求めてしまったから・・・ この矛盾が苦しいです。 でもやっぱり聴いてしまうし、好きなんです。 どうしたらいいんでしょう(・_・、)
おそらくこのアルバムでの代表曲は「1000万回のキス」になると思うが、あらためてこのアルバムを聴くと”delicious way ”以来、音楽に対する姿勢を崩していないことに気づかされる。
最近はただ歌えばいいとか、ビジュアルにこだわったりして肝心のメッセージを伝えきれないアーティストが氾濫している。
嘆かわしいとしかいいようがないが、倉木麻衣の音楽はそうではない。
私も演奏者の一人だが、聴き手に何らかのメッセージが伝わるように努力している。
倉木麻衣にはこれからも努力を惜しまない音楽活動を続けてほしいと願ってやまない。
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