異常なまでに綺麗好きの物静かな死にたがり日本人男性ケンジと、散らかし放題の生活を送るタイ人女性ノイ。二人は、飛び込み自殺を図っていたケンジに注意を取られたノイの妹の交通事故をきっかけに知り合い、惹かれあうようになる。この作品は、そんな二人を中心に描かれる、タイのネットリとした空気が漂う不思議なラブストーリーです。
死にたがり屋のケンジの所に転がり込んでくるヤクザたち。銃口を突きつけられ、自らの命を捨てる絶好のチャンスが訪れたというのに、それを自ら棒に振るところをみると、彼の中には「死の美学」が存在しているようです。人の手ならば、ノイの手で…なんていう行動も、言葉の少ないケンジの愛情表現に見えてくるから不思議です。青白くてひょろ長い、弱々しく見えるケンジから振り下ろされる一発の拳の重さ。服を脱いだ時に現れる男らしい肢体。物腰の柔らかさ。刺青の大きさに負けない存在感。この数多くのギャップを演じきれるのは、やはり、浅野忠信しかいないと思います。監督が、「この役は、浅野しかいない」と言っただけあって、彼の魅力に溢れた作品です。
ノイの憂い溢れる瞳も、内側から溢れる強さと優しさを表現した演技もすばらしいし、タイの湿度を感じさせるカメラワークも申し分ありません。アジア映画に興味がある人にはお勧めの映画です。
正直2巻読み終わった時には「うーん、一巻で構想が尽きたのかな?」と心配になりましたが 1巻で使った設定「デーモンテール」の崩壊とその際に流出したとされる技術力 更には一巻で成敗した阿久津の息子を敵役として出してくる事で何とか立て直したという印象
ただ、肝心の世界征服は序盤の「町内征服」だけで終わってしまい、あとは相変わらずトンチキな 思想で世界を征服しようとする敵対組織を妨害することで終わってしまった。二巻で出した龍造寺は 完全に空気キャラ、せいぜいネタキャラ程度の扱いになってしまった事を考えると一巻を書き終えた時に この三巻ぐらいの構想を練っておいて欲しかった(後書きだとかなりこの構想にたどり着くのに時間が掛かったようですが)
あとはひたすら千紗といちゃいちゃですな。コスプレパーティーやったりプールサイドでの水着回やったりで ありすは一方的に押されまくってずっと千紗のターンでした。ありすは最後の方で新兵器持ってきたりはしたけど 割と高めに設定されている筈の性能の方はそれほど発揮できずじまい(敵組織の正体暴くのに間接的に役に立ったが)
ただ、敵が思想面ではトンチキとはいえ主人公より遥かに強い部分を見せることで多少シリーズとしては引き締まったか 全五巻のシリーズだからこのまま一気にクライマックスに突入するのかな?
日本のオリジナルミュージカルに興味があったので聴いてみました。 やはり海外ミュージカルの翻訳とは違い無理なく歌詞がハマっていて、 とても新鮮でした。 ただ海外ほどグワーっとした盛り上がりは無いような気がしました。 (この点で☆4つかな) しかし、ジャンルが幅広くロックから演歌調の曲までさまざまな 歌が聴けてかなり面白いです。 霊界のひとりひとりのストーリーに個性があり、笑いあり、 そして感動のストーリーがこのCDに含まれています。 聴き終わったあとはすがすがしい気分になれます。 ミュージカルが好きな人は是非聴いて見てください。 もちろんあまり聴いたことの無い人も☆
実はこの世界はごく少数の別種族の生物(外観は人類と同じように見える)
に陰で支配されている・・・。
どこかのB級SFみたいな話ですが、全部つじつまが合っています。
9・11発生からイラク侵攻までの米国の行動や、エジプトの暴動など、
一見偶発的に起こっているようですが、イスラム圏の支配に向かって
緻密に計画された巨大な陰謀のように思えてきました。
世界には一般人が知らないことがいっぱいあるけど、
何故か読んでいて単純におもしろく感じました。
他にも大ヒット曲とは思えない「恋のおとし穴」「大阪ブルース」などのレア曲が選曲されているものの、全体的にバランスの欠けた選曲だと思います。この年の夏に発売されたピーナッツの「恋のフーガ」もなぜか66年盤に収録されています。編集者は68年のオリコン創立以前の選曲に関しては何を基準にしているのでしょうか・・・
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