この巻の前半から中盤に掛けて「本当に将棋がまるっきりわからない方々」に向けて、けっこう語ってます。作者の本音でしょうか。前半部の細かいところでは「プロ棋士になりたかった」とつぶやく菅田の表情が印象的でした。
オマケ漫画が充実っぷりがまた嬉しい。舞台裏が少しずつ語られています。
中盤の「電子将棋」の演出が上手い。作者がこれまで表現してきた「将棋のビジュアル化」を作中でも実演したことになりますね。さてどうなるのでしょうか。
最後に。チッチ、負けるな。
将棋が好きで好きでたまらず、しかも将棋が抜群に強い子供の、
さらに将棋が強かった子供だけがプロの登竜門である奨励会入りする。
しかし奨励会からプロになれるのはほんの一握り。大半の子供は青年となり、年齢制限によって社会に放り出される。
残ったものは将棋だけ。
「将棋しかない」。「20年間、将棋だけをやってきた」。
ハチワンダイバーの主人公は彼だ。
賭け将棋に身をやつした主人公に、転機が訪れる。
くすぶる情熱のほとばしり先は、ヒリヒリするような真剣勝負の世界だった。
読み始めると、圧倒的な迫力と怒涛の展開に引きずられていく。
ページをめくる手が止められない。
購入した日だけで結局、3回繰り返し読まされた。
そしてまた、知っているストーリーを味わいたくなる。そんな作品である。
皆口由紀戦。エアマスターと由紀姉、最強の女はどちらなのか?冷静で冷酷な由紀を相手にするマキの中に広がっていく『恐さ』。同じ強い女、闘うことに”憑かれている”二人ですが、明らかにそれは異質…。アニメになって動きが伴うことで、闘いの激しさがさらに伝わるものになっていると思います。そして金次郎は、マキと闘うために、シズナのプロテクトスーツに徐々に惹かれていき……。延期になっていた購入特典が何なのかも気になるところです。
この巻の見どころは凛のアレに尽きる。 近ごろ話題の、ABC予想の証明とやらも大した偉業とは思うけども 俺はこっちのABCのほうに俄然興味があるね!
深道ランキング編がスタート。 これまでの闘いで、摩季の強さを超えるものはいないのかと思っていたが…。 ルチャやカイといった他のキャラも含め、えらい苦戦してます。 上には上がいるもので、この展開は少年ジャンプかと一瞬心配しましたが、 既存/新規キャラが入り乱れて 魅力あるバトルとストーリーが展開します。 …が、次の7巻のカイ、屋敷に比べたら6巻はパワー低めということで星4つです。
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