30代後半の私にとって、中学・高校時代はLED ZEPPELINを擦り切れるまで(当時はアナログしかなかった)毎日聞いたものでした。当時はアナログLPを全て揃え、就職してからCDを全て揃え、最近本DVDを入手しました。したがって、我家には3世代の「THE SONG REMAINS THE SAME ― 狂熱のライブ」があります。 これは純粋なライブフィルムではなく、あくまでも「映画」(少なくとも彼らはそう思っている)なので演出映像が多々ありますから、この映画そのものをご存知ない人は多少「なんじゃ、こりゃ」となりますが、後半の「天国への階段」のギターソロあたりまできますと、もう首が自然と振れています。(笑) そういった部分を差し引いても、(最近のビデオクリップに見慣れたせいでしょうか)見終わった後には十分ライブ感が残ります。 また、製作年を考えると、画質・音質とも(他の映画等と比較して)かなり良い部類だと思います。(音質はCD版以上か?) その昔アナログLP版・CD版が4000円位したことを考えると、このDVD版のコストパフォーマンスは最高です。 特に30代以上の元LED
ペイジ&プラントのアルバムが、現役時代の匂いが薄くてしっくり来なかったこともあって、このアルバムにはかなり満足出来ました。
ベースが主役となって、ゴリゴリとロックしてます。
何かのインタビューで、「ツェッペリンの単音リフは自分が作った」と言ってましたが、そのことをしっかり証明してくれたと思います。
ツェッペリン時代、主導権はペイジが握ってたとはいえ、ジョンジーの貢献もやはり相当あったんですね。
ポップさを排除したロックアルバムを本気で作った場合、ペイジ主導だったら「プレゼンス」になったわけですが、もしボンゾが生きてたら、この素材を素にしたツェッペリンの楽曲も存在してたのかなーと、いろいろ妄想してみたり。
4人の中では一番目立たない存在かもしれませんが、やはりリズム隊の安定感があってこそのツェッペリンでしょう。
このアルバムで、ジョンジーはそう言ってる気がします。
今後期待できるツェッペリン作品はそんなにないだろうし、3人で活動する可能性が限りなく低い以上、もっと評価されてほしいアルバムです。
今やってる3ピースバンドにあんま満足出来ない人にこそオススメします。
有名な写真ばかりであり、もちろんツェッペリンのみならずロックバンドのイメージを代表するものばかりである。それぞれのページが、切り離して壁に貼っても申し分ない。そのくらい恰好いい写真集である。
この評価以外にない。
コンテンツの解説はDVD版のレビューを見ればわかると思いますが、1973年のレッド・ツェッペリンのライブの模様を収録し、劇場公開された映画です。
ライブを撮影した32mm映画用のフィルムから起したHDマスターはさすがに、2000年以後のHD収録されたライブに比べると精細さに欠けるのは否めません。
むしろフィルムの柔らかい質感が良く出た映像のようです。
しかし、音楽史に残る偉大なバンドの全盛期のライブ映像がセルメディアの史上最も美しい状態で観賞出来る事の素晴らしさは高精細映像の魅力以上の価値があると信じます。
そして重要な要素である音質も史上最強です。巨大ホール特有の広がりのある残響感、ギター低音部のうねるような響きがしみわたります。
Blu−ray時代の到来でライブ映像の価値観は絶対に変わります。その位DVDとの差は歴然としているのです。音楽ファンを自認する人は絶対ハイビジョン環境を手に入れるべきです。勿体無い!!です。
ベトナム戦争後遺症映画は『ディアハンター』『タクシードライバー』『ランボー』なんかが名作だと思っていた自分が恥ずかしくなるくらいの衝撃。 静かに無表情に物語は流れていく。何気ない画面に溢れるあまりにも痛々しい戦争の傷痕。漂う虚無感。そして、まさかの復讐劇へと物語は急展開。再び野獣となってしまった男の悲しみは何処へ行き着くのか… 単なるお涙頂戴でも、単なるバイオレンスでもない。 まさに《男》の物語!心が震えた!!
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