「ハイスクール!奇面組」は1982年から週刊少年ジャンプに連載されたギャグ漫画です。変人にしてやたらに個性的な顔の持ち主である一堂零、冷越豪、出瀬潔、大間仁、物星大の5人からなる奇面組の学生生活は笑い満点、大人気となり、ギャグ漫画としてジャンプ黄金期を支えアニメ化もされました。私も下品だけど下品すぎずシュールだけどシュールだけにはしらない愛らしいキャラに大笑いさせていただきました。そんな「ハイスクール!奇面組」の本巻ではタイムマシンで、2度目の3年生になった奇面組の面々。しかも、今度の新入生はフツーじゃない。なんと変態界のプリンス・零くんを狙女の子が出現。しかもこの女の子唯ちゃんを目の敵に・・・。
奇面組がまた受験をした その他 新しい組が2つも登場 面白いことこの上なし!!
1985年頃の少年ジャンプの連載だった漫画だけど、自分の青春時代の1ページってとこもあるし、一堂礼と河合唯の微妙な恋愛感と変態感は、今のマンガにはない面白さだと思う。1度見る価値はあるよ。
『奇面組』『したたか君』の新沢基栄の10年間の読み切りを収めた短編集は画風の違いや作風の違いが結構分かれてたりするが、基本的な面白さは結構粒そろい。 初の読切『教師のらいせんす』のさわやかな読後感や『Kの日記帳』という黒いけど不快感を感じさせないもの、表題作は恐竜の登場に振り回される古代家の中でどこかとらえどころの無い一家の主の古代さんが記憶に残っている。他、『したたか君』連載直前の『おやおや親父』と『したたか君』リタイア後の『パートナー真児くん』、豪くんマンが主役の『怪傑豪くんマン』なんてのが収録されている。
80年代に大ヒットしたあの漫画に、2000年頃に復活の漫画があったとは知らなかった。とにかく、この漫画は、笑いの種類がほかと違う。とにかく、腹の底から笑える。漫画としては、しばらくぶりに、本当によく笑った。最終話の第6話は、過去の思い出ともリンクしてきて、よく知っている読者には、懐かしさをあらためて、感じさせる一編になっている。この後、フラッシュ奇面組が描かれたのだろう。 とにかく、「奇面組」を読むときには、絶対に、電車の中では読まないようにしている。笑いを抑えるのが本当に大変な漫画なので。これは、きっと健康にもいい漫画だと思う。
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