内容は、老舗デパートコールズは、サンタを起用しクリスマス商戦でライバルデパートとの商戦を制す試みをするのですが、サンタ役の男が酒好きのボンクラだったので、急遽「自分はサンタだ」と言っている老人をサンタ役に抜擢するのですが・・
これは昔白黒映画時代に上映されたもののリメイクです。しかし、オリジナル版のサンタよりも恰幅のいいリチャード・アッテンポローは、まさにサンタそのもので、その点においてもオリジナル版よりこちらの方がおすすめします。
そして、その自分をサンタと信じる老人役のアッテンポローと女の子の演技、表情が実に見事!もうそれだけでこの映画に引き込まれていきます。
また、一見ほのぼのとしたファミリー映画のように思われるでしょうが、意外と思われるでしょうが、実は裁判シーンにも結構力が入っていて、正直、法廷物を謳っている多くの映画なんかより面白く、そういう方面の映画を求めている方にもおすすめできる映画です。
しかし、この手の映画を見て、最後に思いっきり泣きたいという方には、あまりおすすめできません。ネタばれになるので細かく書きませんが、その点でもちょっと変わった感動映画です。
2009年9月から、ケーブルテレビのTBSチャンネルで平日の早朝連続でドラマスクール☆ウォーズが再放送されていたのをご存知の方がどれくらいいるだろう。
つい先日、スクール☆ウォーズ2(少年院チームが花園に出場するやつ)がおわったばかり。
ラグビーをやっていた私は、早速DVDレコーダーに録画し、子どもが中学校に進学するときに見せてやるつもりというか、洗脳するつもりである。
さて、本書だが、当初出版されたのは、確かカッパノベルスだったと記憶しており、
それは、もっとページが多かったように記憶しているのだが、記憶違いか。
現奈良の某校ラグビー部監督山本清悟さんと山口先生の話が多かったと記憶しているのだが、これまた記憶違い?
まぁとにかく、読むことをおすすめする。
老若男女を問わず。
現在伏見工業高校ラグビー部は、本書に出てくる高崎さんが監督をされている。
「信は力なり」は健在である。
敵役の大阪工大高校は、荒川先生もお亡くなりになり、名前を常翔学園と変えたものの
「協心」は変わっていない。
相変わらずクリーンでベストなラグビーをするチームである。
ちなみに、両校とも、今年は花園に出てくる。
この時代(1979年から81年)の高校ラグビーは、
目黒、国学院久我山を中心に回っていたのは確かだが、
一番強かったのは、大阪工大高校である。
伏見が負けた久我山に準決勝であたり、圧倒的に攻めながらも3対3の引き分けにおわり、
はずれクジを田井キャプテン(後の同志社主将)がひき、
ナンバー8の高田さん(後の明治主将)が泥田のような花園で崩れ落ち、号泣したのも見た(これがきっかけで、抽選は試合直後でなく、試合終了後しばらくして別室で行われるようになった)。
翌年は、平尾率いる伏見工業に決勝で3−7とまさかの敗戦。
やっと花開くのがその翌年。
小粒になったといわれたが、南主将(これまた後の明治主将)を中心によくまとまり、やっと優勝。
風が少しでも違えば、大阪工大高校の3連覇だってあったのだ。
本書とはまったく関係ない薀蓄だらけのレビューになりましたが、読んで、ドラマ見て、
ついでに昭英の映画も見て、
山口良治の熱さを存分に味わってほしい。
あの「勝ったぞう」に、高校ラグビー界では鼻白んだ指導者も多いことは知っているが、
とにかく、読んでほしい。
小説が映画化されてその出来にガックリ;なんてことはよくある話。今回は映画の、小説化である。私は映画「34丁目の奇跡」の大ファンであるのでこの小説に対して読む前から辛口な反応をしめしていた。が、ノベライズされても世界観が良く出来てい、とても読みやすい。ページ数が158ページと短めなのが残念だが映画ではなく小説から入る読者のためには最適である。 真冬にスイカをだべるようなものだろうか、クリスマスとははずれたシーズンに読むのも悪くない。是非ご一読あれv
カラー・バージョンが素晴らしい。カラーライズの技術の高さに驚かされる。本当にきれいだ。モーリン・オハラがさらに美しく見える。それにモーリン・オハラの娘役のナタリー・ウッドもたまらなく可愛い。リメイク版も良かったが私はこちらの方が好きだ。
マンハッタン34丁目の百貨店メイシーズで働き出した、サンタそっくりのクリス・クリングル氏。自分はサンタクロースだ、と言うのを聞きとがめられ……。
クリングル氏のとぼけたキャラがとにかく魅力的。そこに、小さな娘を持つシングルマザーと青年弁護士のロマンスとがからみ、心をほかほかさせてくれます。 プレゼントを探す客に、あの店なら売ってますよとライバル店を紹介するサービスは、クリスマス直前の街にまたたく間に広がり、「ティファニーがカルティエを紹介する」など、実在のブランドまで出てきて笑えます。 サンタクロースの存在を証明しようという法廷場面も、いかにもアメリカ的でユーモラス。
「クリスマスはカレンダーの日付とは別のもの……クリスマスは心です」「信じる気持ちは常識を超える」など、感動的な言葉もいっぱい。字も大きいので、中学生にもお薦め。
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