2005年に本格的なスペイン語の電子辞書が出たので購入しました。
今回はそれが壊れてしまい、新しく買い換えました。
この辞書が便利なのは、西英 と英西 の辞書がついてること。
なんて言うのか知りたいときにすぐ引けます。
カレンダー・時計機能は、時計がついていて、あと大安、仏滅などが書き込まれた月毎のカレンダーも
ついてます。
あと電卓も。
バッグがいろいろ入れてパンパンになるので、電卓持参しなくていいのも嬉しいです。
カラー液晶なので、重要な部分はカラーになってます。
3歳になったばかりの息子に、ビデオと本、一緒に購入しました。 Doraの話す言葉はとても簡単で普段英語の話は好きじゃない~と言っている 彼もすっかり虜になって毎日ビデオを見ながら本のページをめくっています。 購入して数日後にはお話に出てくる言葉を繰り返し言ったり歌うようになりました。 うちの子の場合はビデオと同じ本がある事がとても嬉しいようです。 ビデオには2話収録されているのですが、2話目のお話の本が見付からず残念です。
キューバのどことも知れない田舎町のバスターミナルで、バスを待つ市井の人々。やってくるバスは満員続きでなかなか乗車できない。互いに見知らぬ仲だった人々はやがて、故障していたバスを修理して町を出ようと力を合わせ始める。彼らはいつしかバスの修理だけではなく駅舎を修理し、食事を分かち合い、心を通わせ始める…。
映画が始まって間もなく、このターミナルが共産主義キューバを象徴していることに気づくはずです。ぽんこつバスとおんぼろ駅舎を、決して豊かではない人々が助け合って直していく。彼らはどこかへ向かうためにここへ来たはずなのに、皆と肩寄せ合うことのできるこの場所を離れたくないと思い始めます。
と書くと、なんとも体制礼賛的で鼻白んでしまいませんか。みんなが平等で、助け合って、貧しいけれどなんとか食べていける社会。共産主義バンザイ!?
もちろんこれがそんな映画であるわけがありません。なにしろこれはあの『苺とチョコレート [DVD]』のメンバーが作った作品なのですから。『苺とチョコレート』は貧困からの解放と平等の名のもとに、自由と芸術が犠牲になる姿を描いた体制批判の映画でした。キューバがこうした映画を許容していることに大きな驚きをもって見たものです。
そしてこの『Lista de espera』(=「順番待ちリスト」、邦題「バスを待ちながら」)は、体制賛美であるとみせかけて、最後の最後で大きなどんでん返しをやってみせるのです。
ラストで映画が語るのは、私たちはこの居心地の良い場所から一歩踏み出す勇気を持つことが大切だということ。その一歩は、何かを捨て、何かを失うことではあるけれど、大事な何かを獲得するためには不可欠なものだということです。
バスターミナルに居残る人になるのか、それともバスが来ないのなら別の手立てを講じてでもどこかへ向かうのか。 映画が投げかける疑問を私は反芻しています。
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