土屋氏のファンなので、なんとなく観た作品だったが、意外に印象に残った。
作品の全体的な印象として感じるものは、性愛で、そういうシーンが多いので、
ちょっと変わった愛をテーマにしたエロ作品かと思っていたら、
ところどころの台詞に、精神分裂病(現・統合失調症)の世界を感じる。
「起きていても夢ばかりみるんです」という沙耶言葉や、
結局謎だった、神崎のケロイドの原因の複数の説明は、意味がわからず、分裂病の症状っぽい。
神崎の沙耶を橋口に紹介した理由とか、
エロ業界を通して実現したかった思いとか、分裂病的な考えだろ、あれは。
近親相姦ありとかのハチャメチャ振り、最後に飛び降りてしまうところなんか
精神を病んでいるからこそだと思う。
この作品は、分裂病の人間の精神状態の不思議さと、そういう人間の愛の形と(沙耶と神崎、神崎母も?)それに振り回される人間(橋口)という見方も出来るな、と。
それに一柳先生の暗めでミステリアスな(だが、適度に美しいメロディ)がついているので、
不思議な世界へ連れて行かれる。
何度か観て、不思議さをその度に感じるような作品。
高樹氏、土屋氏の演技や台詞回しはご愛嬌。
ちなみに映像を見た後、最近、小説本を読んだが映画と大分ストーリーは違うよう。
小説版ではますます神崎と沙耶の訳わからなさはパワーアップしていた。
ラストはどっちも衝撃的。
ますます分裂病的と感じた。
「ホテルウーマン」というドラマのサントラです。 先日、某番組で「離したくはない」を久しぶりに聞いて、 懐かしくなって買いました。 素敵な人達の歌ばかりの素敵なCDです。 B`zや、大黒摩希、T-BOLAN、WANDS、宇徳敬子。。。 今でも聞ける曲っていうのがすごいなーって思います。 どれも歌詞がひとつのテーマにそってるような気がします。 (失ってしまった愛する人への気持ちのような・・・・) そう思って聞いてみると、大人な感じでかっこいいですよ。 ぜひ、聞いてみてほしいなぁと重います。
ドラマは見ていなかったのですが、映画版を見て気に入り、現在放送中の「season7」も見ています。奥の深い脚本と出演者の演技力の高さは、今クール(2008年10月期クール)の中でも一番だと思います。見ていて、「ところで最初はどんな感じなんだろう?」と思い見てみました。
2本目以降こそ「これぞ相棒」って感じですが、1本目は、「2時間ドラマだなー」という感じがします。まだ現在の「杉下右京」のイメージが確立されていないし、なにより出演者が若い。最近の「相棒」しか知らないものとしてはとても新鮮でした。しかし、作りこそ「2時間ドラマ」ですが、奥の深いストーリーは変わらないです。
映画を見て「相棒」が気に入った人は見るべきだと思います。
随分お世話になりました。
読みやすく、内容も大変良かったです。
著者の言葉も理路整然としていて切れ味が良い。
その道に熟練した人でないと出てこないであろうという台詞は、読んでいてわかりますね。
実践の仕方もたくさん紹介されているのですが、読むぶんには簡単そうという
印象を抱きますが、実際に”正確”に行うためには実技指導は欠かせないように
思いました。間違ったやり方をしてしまいそうな心配があります。
なにはともあれ、呼吸において、何よりも大事なことは、
タイトルの「ゆっくり吐くこと」なんだなと再認識しました。
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