「夏空のモノローグ」をプレイして忘れられない人ならば、
このタイトルの発売をどれだけ心待ちにしていたのかと思います。
私もプレイできるのを、何よりも楽しみにしていました。
ひとり、EDを迎えました。プレイ時間は8時間くらいです。
(いつもより、じっくりプレイしているので遅々気味です。)
主人公が「神」となる。
斬新すぎて、ピンとこなかったのですが、プレイしてみると意外にストンと自分の中で落ち着きました。
序章のはじまり、神さまミコトとの出会いは、何かを予感させるような、印象的な場面。心に残ります。
今作の主人公はポジティブで大らか、そして優しさを忘れないコです。
私は主人公に何の抵抗なく好感が持てました。キャラとの掛け合いが楽しい。(本気で)可愛いです。
どのキャラクターにも言えることなんですが、アク、個性の色がハッキリ出ていて、
外見よりも中身を尊重しているのがプレイしながら伝わってきます。愛着が湧いてきます。
(オトメイトのもはや定番なのか、サブキャラのふーさんが物語中でも抜きん出てカッコイイです☆漢前です。)
物語の最初の流れがまったりとのどかに進むので、もしかしたら期待しすぎたんだろうかと心配になったんですが、
共通ルートで中盤に差しかかった頃には、山に住まう神達(猫・鳥・熊)が生前動物から神となったエピソード辺りからの追い上げが凄かったです。
シナリオに一気に入り込みました。
恋愛中心というよりも、物語(重視)あっての恋愛。
ここは、好みが分かれそうです。
恋愛も直の甘さというよりも、くすぐったいです。甘酸っぱい。
個別ルートに入ってくると、選んだキャラクターが背負っているもの。それゆえの葛藤が表面化していきます。
その葛藤を主人公が何度も壁にぶつかりながら受け止めていく。乗り越えていく。
その間に二人の気持ちが近づいていく様子は丁寧で感情移入がしやすいです。
ただ、選んだキャラクターだけなのか、「抱えているもの」の片付け方が、
なんとなく綺麗すぎたかなあという印象は、映った「気」がしました。
最後まで気を抜かないで締めて欲しかった。。
(難しいを承知で、シナリオは西村悠さん「一人」で手がけて貰いたかったです。)
伏線は張り巡らせているというより、水平に引かれている印象を受けました。
物語を進めていくと「もしかしたら…」と想像させてくれます。
限りなく、切なく。
イラストは差分を抜いて一人約14枚程度。淡さを凝らした美しさです。
背景は田舎の情緒がたっぷりで(私は)懐かしく安らぎました。
音楽はこの物語に自然と溶け込んでいます。
物語を存分に浸らせてくれます。
一目で判断できるような豪華な内容はこの物語には(あまり)用意されていません。
けれど、日常に起こるささやかな喜び、幸せが、実はかけがえのないものなんじゃないかって、
心が滲むように暖かくなる、切なくなる、
そんな自分の気持ちを大切にしまいたくなる気持ちになれる作品です。
(これから、引き続き味わってプレイしていきたいです。)
おすすめは「初恋」です。
早見沙織さんと高垣彩陽さんが歌っています。
このお二方はとても歌唱力があります。
聞いていて心地良いです。
また、このアニメの2期のサントラ
そらのおとしものf(フォルテ) “今年も”エンディング・テーマ・コレクションの
「踊り子」も早見沙織さんと高垣彩陽さんです。この歌もすばらしい!
ぜひ聞いてみてください。
番外小説(挿絵は漫画作画を担当した戸田泰成氏)、ブックレット、サンライズクルセイドが付属するなど豪華なものです
作品内容はTV版とは若干設定が違う部分があるのでパラレルワールドのような感じで観た方が良いです、漫画版に登場したアルター使いや新キャラ 新規シーン等見所は沢山あります、特にクライマックスの劉鳳とカズマの対決は2部の為の布石か構成が大きく変えられているのでTV版とは大きく印象が違います
TVの総集編としてみるには1時間半は短く君島さんの活躍シーンが大幅にカットされていたりせめてあと30分あればなぁと思わずにはいられません
ただ根底に流れているのは間違い無く「スクライド」なのでTV版で胸を熱くした人は観ても損は無いと思います
声優さんがひつじを数えてくれる...企画としてはおもしろいCDだと思いますが、内容は真面目だと思います。
CDが届いてすぐは、石田さんと保志さんの声をじっくり聴きたくて、ベットの中で聞き耳を立てて聴いていましたが、今では聴いてて30分も経たないうちに寝てしまうようで、気が付いた時にはコンポの電源が落ちています。
私は石田さんのファンなので、1〜200ぴきのところを中心に聴いています。ゆっくりとやさしく語りかけるようにひつじを数えてくれるし、コンポがベットの右側にあるので石田さんがそばで数えてくれるような気がして、最初は落ち着かなくてなかなか寝付けませんでしたが、今では逆に気持ちが落ち着いてきて寝てしまうようです。
ちなみに201ぴきめからの保志さんバージョンは、石田さんとは違い声は明るめ、そしてちょっと早めのテンポで数えています。
ただひとつ気になったことは声の後ろで流れていたBGMで、保志さんの方はピアノの音であまり気にならなかったのですが、石田さんのほうはフルートとオルゴール(のような音)で、小さな音量で聴いているせいか、どこかでケイタイの着メロがなっているような錯覚を感じたので、ピアノの方がよかったと思いました。
CDには「ヘッドホン推奨」と書いてありましたがヘッドホンをしたままでは眠れないので、私はスリープタイマーを使って、コンポのスピーカーからなるべく音量を小さくして聴いています♪今では私の必需品CDのうちの一枚です。
放映開始から記念すべき10周年に発売されたこのBD-BOXですが、とても素晴らしい内容です。
BDのDisc1,2にはそれぞれ1-6話,7-12話が収録され、Disc3には13話と映像特典、Disc4も映像特典が収録されています。
CDのDisc1-3にはそれぞれSound Collection1-3,Disc4にはみずほ先生のハイパーはちみつ授業とおねがい☆チュータの前編が収録されています。
まぁ、ブックレットはDVD-BOXの時のほうがメインですかね。ちょっと物足りない感じもします。
肝心の本編に関してですが、SD画質からのアプコンリマスタリングでとても発色が綺麗になっていると思います。
副音声のオーディオコメンタリーですが、色々とすごいです(笑)。終始まじめに作品を考察しているコメンタリーじゃないと嫌だったり、普通に本編を楽しみたいと思っていらっしゃる方は主音声のままで楽しまれたほうが良いと思います。1話のコメンタリーの中でも井出監督は「一度作品を見ている方がコメンタリーを聞いているだろうからこんな話でもいい」と仰っていましたし。
余談ですが、おねがい☆どうしようにもコメンタリーがついてますよ(笑)。
とにかく、放送当時からのファンの方はもちろんのこと、「あの夏で待ってる」やTOKYO MXでの再放送から興味を持たれた方、そして今ここで初めて「おねがい☆ティーチャー」という作品を知ったという方にも自信を持ってお勧めできる作品です。
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