日本初の前編宇宙の映画。 最新鋭の技術を駆使されてるのに、どこか懐かしくノスタルジックな雰囲気。 カミセン主演ということで、アイドル映画?と思われ敬遠されがちですが、 ファンではない方でも楽しめる、いい作品だと思います。
ウディアレン作品『ボギー俺も男だ』や『アニーホール』を思い起こさせます。
男女間の機微、男心の葛藤、そしてそれらを「心の声」として叫びつつ、現実の会話が行われていく。
森山未来(大根仁)さんはウディアレンなみの名演技(演出)を見せたと思います。
最高に楽しい作品です。
映画版はやっぱり予算規模が違うのだろう。NYCでのシーンが多くて「ちょっと行って撮ってくるか」的な安易なノリではない。いまどきマンハッタンロケは特に珍しいものではないが、何といっても世界一の空港・JFK内でのロケが凄いなあ。コンチネンタルのカウンターがあるので、ニューアークかと思ったが、エンドクレジットでJFKって出ていた。どちらにしてもエポックメイキングなことだ。また、「OK、OK」ばかり連呼している小林麻央もかわいい。棒読みのセリフも許せてしまう。国内のシーンや周りの関係などはあくまでTV版のつながりなので、映画ではじめて観る方は、TV版か少なくとも「ナビゲートDVD」を先に観ておくことを強くお勧めします。
テニス合宿にタテ巻きヘアーとオ―トクチュ―ルのドレスで参加するお蝶夫人がたまりませ〜ん 着物姿の内野さんも素敵
富江は、「絶世の美少女」という設定ですが、今までの富江役の女優は、いまいち「?」という感じでした。松本莉緒さんが富江役に決まった時から期待していましたが、やはり納得の美しさでした。富江役については、5つ★です。
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