TVも観ていました。 映画館にも行きました。 でも、分からないところがありました。 TVを観ていない人なら、尚更ではないかと思います。 映画も続くので、TVを観ていない人には少々厳しいかもしれません。 でも、非常に面白いです。
「誰も知らない」の子役オーディションの様子から撮影、 そしてカンヌ映画祭の様子までをつづったメイキング・ムービー。 形式ばったインタビューや評論は無く、装飾・演出された映像も無く、 演じる子供達の成長に焦点を合わせた内容で、 淡々とした流れには、観ている人自身も 撮影に参加している錯覚を覚えるような構成です。 すべての撮影を終えた後、柳楽君が泣きながら 搾り出すように監督に寄せた一言には、 柳楽君と是枝監督との厚い信頼関係を垣間見るようで、 思わずこちらももらい泣きしました。 この映画のファンにとって興味深いのは勿論ですが、 演じた子供達全員にとっても自らの成長のアルバムに なるような、静かで暖かーいメイキングでした。
ガイアの夜明けの番組自体も好きですが、ED曲の『夜空の花』が私的にグッときます。
この曲が聴きたいためだけに購入しました。
買ってよかったと思いますし、今も聴き続けています。
著者のあとがきによればこの作品は幕末版カメレオンになるそうです。 カメレオン並のヒット作になることを期待しています。
これは、良書である、と断言します。当然、ライターさんの筆力もあるのでしょう。でも、
「もう、うわべだけをとりつくろう人生なんてまっぴらだ。本音で生きたい。本気で生きたい。私はがんばりたい。」
この言葉に偽りはないと、私は確信しています。
地方都市のビデオ店のイベントでのことですが、彼女のプロ意識みたいなものが、私にも伝わったからです。
この本を読んで、私は思いました。
自分の意思を強く持ち、懸命に生きていれば、間違いなんかないのだ、と。
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