1991年;カリフォルニアでのライブです。 オープニングが、ストラビンスキーの「火の鳥」で、全盛期のYESを思い出させます。歴代のメンバー8人が一堂に会して行なわれたライブです。
ジョン・アンダーソン
クリス・スクワイヤー
スティーブ・ハウ
ビル・ブラッフォード
リック・ウェイクマン
トレバー・ラビン
アラン・ホワイト
トニー・ケイ
映像から、当然と思うが、メンバーの楽しそうな表情もあれば、複雑な表情が感じられます。互いにライバルであり、競争心もあるでしょう。(ビルブラッフォードはあまり嬉しそうでない感じ?)しかし、互いに負けられないというか、プロというか、結果としてすばらしいサウンドが聴けます。「燃える朝焼け」「ラウンドアバウト」「ロンリー・ハート」は最高に興味深く聴き応えありです。
当時、来日コンサートが行われましたが、同じようなスタイルのライヴ
ですね。アコギ2本(またはピアノ)とスティルスのエレキ1本で、ボー
カル・ハーモニーがよく聞こえる内容でした。もちろん素晴らしいハモ
リが聞かれましたよ。こういったスタイルが℃S&Nには合っているの
だと思いますね。ただ、Yも参加なら、思い切りハードな曲も魅力的な
のは、言うまでもないでしょう。
15年ぶりに聴いてみるとかなり良いと思いました。発売当初はABWHと90125イエスのジョンアンダーソンを中心とした政治的合体という印象が強く、またレコード会社が発売スケジュールを急いだため、リックウェイクマンの本人談では未消化な部分が残ったとか、そういった部分で素直に聴けなかったのですが、久々に聴いてみると素直に良いアルバムと思った。最近は携帯オーディオプレーヤーが発達しているため、曲の選択の自由度が広がった。前述二つのイエスは分けて考えるべきであり、私は曲順を前後者で分けて聴いている。ともかく大好きなブラッフォードのドラムがイエスのスタジオ盤にもう一度フィーチャーされたのが何より嬉しい。名作とまではいかないにしても佳作ではある。
ピンクフロイドの名盤を曲順にプログレの有名人が各自個性的に演奏していますが曲がいい性もありますが聞き応えあります。
イエスの各メンバー、ジョン・アンダーソン、スティーブ・ハウ、リック・ウェイクマン、ビル・ブラッフォードらもソロアルバムを出している。 彼らがソロ時に各々が何をしようとするのか、いったい彼らはイエスの何なのか、どこなのか、考えながら聞いてみると面白い。 その中でジョンなどは意外に(ジョンがイエスそのものだと思っている人が多いのじゃなかろうか)イエスとは違う方向を見ているように思えた。
クリスはどうだろうか。 WRでは、ジャコがベースに革命を起こし、メイン足りうるものとして位置づけたが、クリスもそれに真正面から挑んでいる。 重厚な鋳物のような(ジャケの印象に影響されてるか)音作り。 イエスそのままを感じる事は少ないかもしれないが、イエスの中で彼の重要度は大きいのだろうことは理解できる。
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