次元界の書 第4版 (ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版 サプリメント)
ダンジョンズ&ドラゴンズの世界観の大きな特徴は、複数の次元界(別次元)を内包し、神話的な冒険を楽しめることが上げられます。
そして、本書はまさにそのためのガイドブックなのです。
あの世界での死者はどこに行くのか、死後の世界はどうなっているのか、妖精、死者、神々、悪魔、魔物、そして異形はどこから来るのか。それらの答えが本書にはあります。英雄級から伝説級にかけての冒険の舞台となる妖精郷フェイワイルド、死者の国シャドウフェル、そして神話級の冒険の舞台となる神々のおわすアストラルの海と始原者が棲む元素の混沌、そして全てに通じる扉の街シギルなどの冒険の舞台が解説されると共に、次元界に密着した伝説の道、特技、儀式、そしてスペルジャマーシップに代表されるようなアイテムが収録されています。
ダンジョンズ&ドラゴンズの世界をよりよく理解するためにも、神話や伝説のような冒険をマネージメントするためにも、本書は魅力的なサプリメントと言えるでしょう。
The End Of An Ear
70年プレスのロバート・ワアットによるファースト・ソロ・アルバム。
ワイアット(ドラムズ、マウス・ピアノ、オルガン)、マーク・チャリグ(コルネット)、エルトン・ディーン(アルトサックス)、デヴィッド・シンクレア(オルガン)らによる、充実した演奏が堪能できます。ワイアットのヴォイス・パフォーマンスやアヴァンギャルド・フリー・ジャズ寄りの演奏は、初期のソフト・マシーンに通じるものがありますが、ギル・エヴァンズのカヴァー1曲を除く全曲をワイアットが作曲し、彼自身がやりたかったことがより鮮明に伝わってくる感じです。後の『ロック・ボトム』や『ルース・イズ・ストレンジャー・ザン・リチャード』等に見られる独特のユーモアや整合感は、ここではまだ見られないのですが、若さに裏付けられた混沌としたエネルギーが聞く者の耳を捉えます。もちろんその若さゆえの稚拙さなどは微塵もなく、高度なテクニックでかなりスリリングな演奏を聞かせてくれます。初期のソフトマシーンに触れ、その感触をつかんだ方にはお勧めの一枚です。
ロング・ムーヴメンツ―ロバート・ワイアットの足跡
ロバート・ワイアットについて、知りたいというひと向け。好事家?通好み?はじめはドラマー、そのあとは歌手。ジャズに憧れた、こまっしゃくれたガキどもの、エセインテリ風な音楽。仲間はみんな変なやつ、儲からないけど友だちたくさん。
チェリーレッド・フォー・カフェ・アプレミディ
好きな曲ばかりだったので即買い!
午前10時頃から聴いてもお似合い。午後のまったりした日差しの中でもお似合い。独りで過ごす週末の夜にもお似合い・・・そんな曲が集まってますよ。
Everything That Happens Will Happen Today (TODO002)
ややや、もちろん、お二人とも、必ずしもMy Life in the Bush〜やらRemain in Light的なもの
ばかりが能ではないことは存じております
しかし、この二人でニューアルバム、って聞いたら、ゼロセット2みたいに、やっぱり前作の
延長を期待するのと同時に、今更、当時と同じことをされてもね〜って思いますよね
したら、びっくり。
こりゃふつーに良いオルタナティブな名盤をこさえてこられました
なんじゃーこりゃ ひねくれてる、っていうと違うか、普通では決してない。
遊び心や実験精神をそなえたポップ精神、良い時代(Red Krayolaとかマッチングモールとか
スラップハッピーとか)の別の形で完成を目指すポップ、の精神を感じてみたり、とても現在的
なものを感じてみたり。決して聞きにくいものではない
この二人の名前を聞かなかったら、普通に、とても素晴らしい完成度の高い新人が現われた!って
思うと思うと思うな