【東方ボーカル】「シャングリラ」【森羅万象】シャングリ・ラ

「ぶたゲー」でいいんじゃない?

競走馬ではなくて競争豚を育成するｼﾐｭﾚｰｼｮﾝゲーム。11匹から育てる豚を選び、エサを与えたり調教したりして逞しい豚に育て上げよう。友だちの育てた豚と対戦も可能。要するに馬を豚にすりかえた育成ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝゲーム。タイトルのインパクトは相当なものだが、はたして豚という生き物にﾌﾟﾚｰﾔｰがどれだけ愛着が持てるというか理解できるかというところにﾎﾟｲﾝﾄがありそうだ。比較的間口は広くて入り込みやすいが、いい加減にやっているとけっこう詰まってしまう感じ。つまり豚の性格とか生態系みたいなものをしっかりと把握して育成に取り組まないとダメみたい。ただ要領さえつかんでしまえば意外とスムースに事は運ぶのである。そこまでが苦労するんだけどね。そしてパラメーターいじりなんかも俄然面白さを増してくるわけだ。あと豚に名前が付けられないというのはかなり損してる感じだ。「ぶたゲー」でいいんじゃない? 関連情報

シャングリ・ラ上 (角川文庫)

スカイパーフェクＴＶ/ケーブルテレビで放送中のミステリー番組専門チャンネル「ミステリチャンネル」では毎年「闘うベストテン」を選出している。本書は’05年、そこで6人のミステリ評論家たちによって国内部門の第1位に輝いたマニアックな作品である。また「このミステリーがすごい！」の’05年国内編第16位にもランクインしている。舞台は約100年後の熱帯となった東京。都心の気温を下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、空中積層都市アトラスに居住できる者は僅かだった…。かつて香港に実在した“九竜城”を彷彿とさせる「ドゥオモ」を本拠地とする、反政府ゲリラ“メタル・エイジ”の美しきティーンエイジャーの総統・國子、国際炭素経済をコンピューターで操る天才少女・香凜（かりん）、平安絵巻そのままに十二単を纏い、衣冠束帯の従者、女官をしたがえて牛車に乗る深窓の姫君・美邦（みくに）。彼女たちを中心にニューハーフや女医博士、政府軍の将校らが荒唐無稽なバトルを繰り広げる、息もつかせぬ一大アクション絵巻。そして、東京には積層都市「アトラス計画」の元となった、古代までさかのぼる大地の秘密・“ヘキサグラム”が隠れていた。とにかく、読んでいても次々に予想外の展開が炸裂する、ミステリーというよりはＳＦといった方がよい、文庫上・下巻、原稿用紙にして1600枚という大作である。これはもう何も考えず、立ち止まらず、ただただページをめくってゆくしかないノンストップ・エンターテインメントである。シャングリ・ラ上 (角川文庫) 関連情報

シャングリ・ラ

ストーンズの「恋をしようよ」（W・ディクソン作）を彷彿させるオープニング・トラックから幕を開ける2013年発表の2作目は、粒ぞろいの楽曲がズラリ並べられた、好盤となった。今回は、前回のデビュー盤に横溢していたモロ「ディラン・ワナビー」な側面が、かなりの部分において抑制された作りとなっており、自身の持つ音的可能性について、より一層掘り下げた内容になっているように感じさせられた。曰く、楽曲アレンジ面についてはロック色をより濃くしつつ、ソングライティング面においては様々なジャンルの音楽的要素を取り入れ、より間口の広い方向性を目指している、といったところだ。そして、そういった方向性が、リック・ルービンという名プロデューサーを招いたことにより、実にバランス感覚に優れたひとつの作品として、極めてハイレベルなところで完結している、といった感じなのだ。恐らく、制作者の果たした役割と言うのは、ジェイクのミュージシャンとしての経験値等から考えても、非常に大きかったんじゃないのだろうか。つまるところ、本作というのは、計算高く、極めてプロフェッショナルに仕上がった作品である、ということなのだ（勿論、良い意味で）。反面、曲の完成度が高くなった分、彼のシンガーとしての拙さが若干浮き彫りにされてしまった感があるというのも、正直偽らざるところ。表現力の更なる向上は、今後への課題となるのだろう。あるいはまた、前作における「Lightninng Bolt」のような突出した名曲が見当たらないという点についても、若干の物足りなさを感じさせられてしまった。そういう意味では、個人的には、もう少し前作のような「新世紀のディランズ・チルドレン」的な立ち位置に拘っても良かったのではないか、と思わされた。そういった地点から発せられる、怖いもの知らずな、若さゆえの向う見ずなアティテュードを、もっと迷いなく、臆面も無く発散させて欲しかったような気もした。諸々事情はあったんだろうけど・・・。非常に良く出来た完成度の高いアルバムではあるが、そういった部分に、少し期待ハズレなところを感じさせられたりもする作品となった。あくまで、個人的な感慨であるというのは、言うまでもないのですが・・・。シャングリ・ラ関連情報

シャングリ・ラオリジナルサウンドトラック

期待通りの、いや、それ以上の内容でした。ほかの皆さんのレビューにもあるとおり、私もED目当てで購入しましたが、ほかのBGMの出来も非常に良く、とても満足しています。私はアニメのサントラ購入は初めてだったのですが、これならば次からも躊躇せずにサントラを買えそうです。シャングリ・ラファンなら買って損はないでしょう。オススメです。シャングリ・ラオリジナルサウンドトラック関連情報

SHANGRI-LA: COMPLETE SERIES - S.A.V.E