中学三年生のころ、初めて聴いたこのLPがJAZZへの入り口でした。 ソロパートの掛け合いの繋がりがスムーズで、また、クラリネットの音...
鈴木章治 グッズ
音楽には疎い門外漢のレビューです。聞いての第一印象これが軽音楽だという思い。軽音楽って、若い人は何って思われるかも知れませんが、昭和40年頃まで今のような細かいジャンル分けが無くポピュラー音楽で一纏めになっていました。10年位前に花王のDATミュージックテープで増田一郎トリオ演奏のアルバムを私は持っています。これが大変気に入っておりました、ハードの老朽化で聞けなくなりました。本当は増田トリオのCDが欲しかったのですが、試聴してみるとこれに近いようでこのアルバムを求めた次第です。聞いてみると、大変上品で落ち着きます。特にウィブラフォンの響きが何とも心を和ますようです。 ベスト・オブ・鈴木章治 関連情報
このアルバムのタイトルにある「鈴懸の径」は、まぎれもない「和製ジャズ」の名曲中の名曲と思います。元曲は灰田勝彦さんの歌った3拍子の「おっとりと」した曲らしいですが、アレンジ次第でこうも変わるのか、と思わせます。本来、ジャズは即興演奏なのですが、リズムエースの演奏は「定型」に近いものがあるようですが、その分安心して聞くことができます。むせび泣くような鈴木さんのクラリネット、それにヴィブラフォン、ピアノ、ベースと続くフレーズ。もう感動ものです。(個人的にはピアノのフレーズが大好きです) 「和製ベニーグッドマン」の面目躍如。文句なしに楽しめるアルバムです。ただ、「鈴懸の径」以外の曲がちょっと落ちるような気がして、4つ星。(逆に「鈴懸の径」という曲がすごすぎるのかも…) 鈴懸の径~メモリアル・ベスト・ 関連情報
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