オグドンの本領が最大限に発揮されたリストの超絶技巧名曲集。早弾きの高度な技術の中に繊細な雰囲気を感じ取れ、とても素晴らしいCDです。特に2曲目・4曲目が私のお気に入りです。
学生時代に初めてリストのラ・カンパネッラを聴いた時から忘れられない楽曲となりました。このCDはまさに私のためにあるかと思ったほどです。11人の素晴らしいピアニストによるラ・カンパネッラ。10人10色ではなく、まさに11人11曲と言えますね。同じ曲であるにも拘わらず決して飽きることなく最後まで楽しめる1枚です。 また、オリジナルのヴァイオリンによるものも素晴らしい!!
姉妹編「Best Classics 100」よりはるかに出来がいいです。 なぜなら曲目の大部分が小品なので1曲全体が収録されて いるからです。 ピアノを習っている娘のために買ったのですが 親の私もおおいに楽しんで聴いています。 パタジェンスカの「乙女の祈り」がこんなに楽しい曲だ ったなんて認識を新たにしました。 全体としてピアノ小品集と言えますが、協奏曲が 10曲ほど混ざっていて、これらはもちろん尻切れ トンボに終わっています。すべて小品にしてもらい たかったです。そのぶん☆をひとつ減らしました。
子供の時(レコード時代)から聴いているので、わたしの中では、ショパンといえば、ジョン・オグドンです。とにかく、豪快で力強く、同年代のアシュケナージと対照的です。けれども、繊細な曲もとても美しく、素晴らしいので、豪快さと繊細、共に十分楽しめるCDだと思います。
クラシック音楽に興味を持っていて、どんな曲や魅力があるのかを「聴いて」知りたい人にとっては、本作品は良い選択肢だ。
というのも、3,000円程度の出費で、クラシック音楽の代表的な楽曲が100曲も楽しめるからだ。
それらの曲の多くは、学校の音楽の授業、テレビCMや映画、ドラマのBGMとして聞いたことのあるもので、かつ、アルバム自体も、楽曲を奏でる各楽器の魅力やクラシック音楽そのものの魅力を体験できるように編成されている。もちろん、モーツァルト、ワーグナー、ベートーヴェンら著名作曲家はほぼ漏らさず網羅されている。しかも、6枚目には、彼らに関する勉強ができるPC用コンテンツが収録されているおまけつきだ。
また、業界でも定評のあるEMIが手がけた作品なので、コンテンツの質にも不安はない。
総じて、本作品は、クラシック音楽初心者の入門用として好適と判断できるが、気軽に楽しめる上質なBGMとして使うのも一興だろう。
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