今の時代 大切なもの 大事なメッセージが込められた作品です。
『 詐欺 』 をドラマの短い時間では なかなか伝わらないもの、
その中で、最低限、私達全員( お子様から お年寄りまで )に
注意を呼びかけた作品に仕上がっています。
主演をした 山下君の演技は 山崎努さんや 哀川さん または
プロの方々が 絶賛しているコメントをテレビやその他ではなされています。
山下君の演技について反発論があるとしたら、このような大物俳優をバカにしているとしか思えません。
50才近い私は 大学生と中学3年生(受験生)の子供に世の中の勉強の為クロサギ のドラマを見せました。
視聴率も高かったのですが、リピート率はかなりのものです。
もちろん録画してありますが、
舞台裏とか 制作発表の様子とか 色々特典がいっぱい、ついていますので、もちろん 購入するつもりです!
たしかに一高校生の言うことだと思うと面白くて笑えるのだけど、 でも心が痛いことが多々あった。 この先どうなっていくんだろう、と思って読んでいったのだが、常に感じていたのは、当事者になろうとしないで、うまく取り繕おうとする主人公のような人は実際いそうだということだ。 けれどそうやって生き続けるのは難しいことだということも分かっているようだ。実際に場所を変えて生きるようにしている。 友達がたくさんいるように見えるけど、つながっていない、つながろうとしていない、大事な発言なのに友達に合わせて適当なことを言う。 そんな主人公が野ブタをプロデュースする。 結局人を信じることの出来る野ブタの方が安泰。 世界は俺のものかのように思ってしまった主人公は没落。 この本の展開や話の下りをどのように取るかで意見は分かれると思う。 逆説的な意味や、問題意識を持って書かれたものであれば、 学ぶべきことはたくさんあると思う。 でも、この本に出てくるどの生徒も、リアルな感じはした。 文藝賞という点にこだわらず、表面的に読むならば学生の現状を知るのに悪くはないと思った。でも帯についてる評価者の「面白い!」「笑った笑った」的な発言は、読んでいる途中で、怖く感じた。人間不信になりそうだ。 今の中高生がどう読むのか、感じるのか、知りたい。
このサントラCDは野ブタをすごく思い出せるし、聞いてるだけで泣けてきますo野ブタほど素敵なドラマはありません!!最初は「ただの学園ドラマかぁ」という感じで見ていましたが、ドラマを見ていくうちにこのドラマの素晴らしさが分かりましたoこのドラマをみてすごく色んなことを教えられましたoこのドラマの素晴らしさの中にもBGMが入っていて・・・この素敵なBGMがなかったら完ぺきな野ブタをプロデュースじゃなかったと思いますo
野ブタのことは半年経った今でもすごい覚えている、ドラマですo今でも多くの人に愛されていますoこのサントラも聞けばずっと愛していける曲になっていると思いますo
堀北真希と黒木メイサの私生活をホームビデオで撮ったような・・・
そんな作品です。場所は学校の屋上と海岸。
状況設定だけして、台詞は全てアドリブという、どこかで聞いたような
作り方をしています。が、この場合成功しているのでは無いかと思います。
なぜなら、二人の女優の性格がそのまま表われているような感じがするから
です。それは錯覚かも知れませんが、そう錯覚させたのなら、それは監督の
勝ちですから。(なんてね)
「亀梨くん」にまったくもって感心した。ジャニーズの人は基本的に「光」の世界の住人で、「影」の世界の住人はこの会社、できるだけさける方針だと思っていたのだが、私は彼の登場をもってその考えを改めたのである。いえ「光」と「影」を上手に使いこなす人ならそこそこいたんですけどね。SMAPの演技派とかさ。でもそれは、一見「影」だけど実は「光」で安心、みたいな感じだったと思う。ベースが「影」、というのは私の実感としては「亀梨くん」が初体験なのである。その「影」に惚れた。私は男だから自分で気持ちが悪いが。
「ごくせん」では、うおお、般若!という第一印象で、この能面ぶりは演技なのか緊張なのかよくわからなかったのだが、しかし「相方」(近畿っぽいね)の「赤西くん」が悪ぶってるけど実は、的なもうジャニ的すぎる「光」を放っていたのに対し、すでに何か独特の陰影をただよわせていたように記憶している。
そして、この「野ブタ」である。一見「光」だけど実は、の設定、すごいハマリ役だったのではないか。へらへらペラペラなスタイルとセリフの裏側にある無表情と沈黙のブラックホールがもう、いいのなんのとすごく興奮しました。チャリこいだり部屋でひとりでもんもんとしながらの「哲学」、彼が「内面」で語ると重みがある。バイバイシクルとかいう「お調子」のときの目が笑っていなかった。あれは不自然だった。その不自然さにドキドキしていた。この人工的な感じがいつか壊れてしまうではないかとドキドキしていた。その独自の不自然さを可能にしているのは、彼の言動に常にそこはかとなくつきまとう「影」ではないか。
さめているようでいて実は人間大好き、というのも、わいわいやっている人間たちをいつも「影」でじっとながめている、どこか世界の裏側の人間の性格である。そういう役を120%ちゃんとこなした。彼は「影」の世界の住人だ。
|