去年は新房監督×シャフト作品ばかり見続けていて、その一環としてefも見ました。(この作品は監修で、監督はバカテスの大沼さんですが…)
この作品は新房さん×シャフト作品で唯一のゲームが原作です。ゲームが原作のアニメと聞くと良いイメージを持たないのですが、efは完全に別格です。 この手の作品は各ヒロイン間のストーリーの繋がりがイマイチになりがちで、何故か意図的にバラバラ感が出ています。 しかし、終盤にかけて複雑な構造を解釈出来た瞬間、不意に泣くか、或いは呆気にとられたまま収束に向かう物語に流されるだけ。 更に男女双方の綺麗なところも汚いところも描かれるからこそ、物語はより崇高さが際立って見えるというもの。
efもバカテスもそうですが、大沼さんの演出やレイアウトはやはり新房さんの作風の大いに影響していると言えますが、色彩感や映像美の観点で言えばそれ以上に上手い。2期の10話に関してはほぼモノクロなのが心憎い、やられてしまったと言えます。 結果、化物語と同様にBDで見る意義が見いだせます。(尚、DVDで見ると背景の雲が平面化して違和感があります)
euphoric fieldもebulient futureも曲として凄く良いのですが、OPやEDも意味深な演出と化します。(euphoric fieldの背景の英文が重要だったり…)
もっとも、シャフト作品ばかり見ていると、シャフトよりも原作者の方々のほうが凄いと思ったりもしますが…
結果として語り尽くせない感が否めませんが、とりあえず、バカテスや化物語、夏のあらし!(特に1期のシリアス展開)が好きな方々には見て頂きたい作品です。
これからもシャフトや新房監督、大沼監督、minoriに栄光あれ!!
乱文に長文、大変失礼しました。
PCゲーム「ef」のアニメ二期で、一期「a tale of memories」の続編。10年前の火村夕と雨宮優子、現在の久瀬修一と羽山ミズキの物語が同時進行で描かれます。最初ちょっと分かりにくい作りなので、一期を見ておくと入りやすいかもしれません。 恋愛ものですが、演出が独特でストーリーともどもクセがあります。万人向けではないので星4つにしましたが、はまった人には星10個分の満足度を保証します。ただ、学生達の葛藤を描く一期に対し、今回は死やDVも扱っているので全体的に暗く、かなり怖い場面(特に6話)もあります。 尺が足りない部分、原作と違う展開も多く賛否両論のようですが、最終的にはすべての物語が収束し、綺麗に終わったと思います。 特筆すべきは音楽の素晴らしさで、演出と一体になって場面を盛り上げる効果は凄い。OPもほぼ毎回映像が変化し、見るのが楽しみでした。 クセはありますが、一見の価値のある作品です。
追記:製品について。Blu-rayとDVDで発売されましたが、Blu-rayの映像が圧倒的に優れているようです。映像美を楽しむならBlu-rayが良いかもしれません。
近年に書かれた高校生物参考書のなかで、群を抜く完成度ではないだろうか。
この参考書の素晴らしい点は、何といっても用語に対するきめ細やかな定義とその解説にある。特に定義はそっくりそのまま二次試験の記述問題などでそのまま使えるのでは?と思わせるほど出来がよい。
まあ、用語集なので図は正直あまり充実していない。その辺りは手持ちの資料集などで補えば済むことなので問題ないはず。
要するに、今までにない最強生物辞典というわけだ。
酒場の階段から落ちての死、なんてらも氏にとってピッタリすぎます。 最後の冗談だったのでしょうか。 かっこつけたコピーライターとは違った ひねた(けど自信なげな)らも氏のしゃべり、小説、舞台 などはとても面白かったです。 牛乳で献杯します。
最高のシンバとの呼び声の高い坂本シンバが聴ける素晴らしい一枚。スカーも、これまた無類の人気を誇る下村尊則さん。ラフィキは青山弥生、ナラは濱田めぐみ、また阿久津陽一郎さんが、ヴォーカルパートを担当しています。アフリカ特有の効果音がきいていて、最初は戸惑うけど、今ではもうノリノリ。後半は、次第に盛り上がっていき最後のサークルオブライフは感動ものです。劇場から遠くに住んでいる人は買いましょう。夜、明かりを消してCDを聴けば、四季劇場(春)がよみがえります。
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