プレイすると他の作品とは全然違うことがわかります。 開発陣が今までのマリオを作っていた人がいないというのがその理由らしいです。 ボスからしてクッパではなくどのシリーズでも見たこともないボスが登場します。 当然ピーチ姫も出てきません、デイジー姫という新キャラが登場します。(ここでしか出てきません) だがシリーズとしてはかなり冒険していて、シューティングを取りいれたり、 現実の世界観を混ぜたりといろいろ遊んでいます。 初期のゲームボーイで遊んでいると残像がひどくなかなか見にくかったのですが GBAでプレイすると非常に鮮明に遊べます。 音楽も世界観にマッチしていてよく出来ています。 横井軍平氏が監修しているところはやはりGBならではというところでしょうか。 お勧めできるゲームです。
ゲームがすべて新しくなり、新鮮な感じです。マンネリ化していたマリオパーテイも、最初のころのスターが貯金できるなど、一部いいところ引き継いでいて、なおかつミニゲームが新しくなっていて、新マリオパーテイというところが大変気に入っています。
「鼠ってものはだな、そいつが噛もうが噛むまいが、社会はその命を狙うのよ」 ― エミール・ビュイッソン
在職12年間に567人もの犯罪者を逮捕し、「スーパー刑事」のニックネームをつけられ、殉職警官にのみ与えられる最高の栄誉「メダイユ・ドヌール・ド・ラ・ポリス(警察名誉大章)」を生前に得た、前代未聞の国家警察伝説の男、ロジェ・ボルニッシュ。 極貧の中で育ち、その才能を悪の道に咲かせ、やがて「戦後最大のギャング」あるいはフランス版「パブリック・エネミー・ナンバーワン」と呼ばれ、生涯で36人も殺害したといわれる冷徹非情な殺し屋、エミール・ビュイッソン。 三年にもわたる執念の追跡と、二人の対決の実話を映画化したのが、本作『フリック・ストーリー』だ。
1947年9月3日、エミール・ビュイッソン(ジャン=ルイ・トランティニャン)は、精神異常を装って収監されていたビルジュイフ精神病院から脱走。この報を受け、パリ警視庁、国家警察、憲兵隊にビュイッソン逮捕の命が下される。そしてシュルテ・ナショナル(国家警察)の敏腕刑事、ロジェ・ボルニッシュ(アラン・ドロン)は捜査を開始。一方ビュイッソンは警察の捜査網をあざ笑うかのごとく、脱走6日目にして仲間たちと最初の仕事=高級レストランの強盗をやってのける。何のためらいもなく引き金を引き、次々と殺人を重ねてゆくビュイッソン。 フランス警察の花形、数に物をいわせるパリ警視庁の捜査員に対し、人手不足(?)の国家警察チームの切り札は、暗黒街に張り巡らした「密告屋」のネットワーク。猟犬・ボルニッシュ刑事は、独自の情報網と勘を頼りに、最凶の殺し屋に肉薄する・・・!
原作は、ボルニッシュ自身がビュイッソンとの対決を書いた自伝本「フリック・ストーリ」(なぜか末尾は伸ばさない)。 「フリック」とはフランス語で「刑事」のこと。ではなぜ「ストーリー」は英語なのか?と疑問に思う方もいるかもしれない。これは、原作が一人称で書かれていて、アメリカのハードボイルド小説を意識しているからなのだと言われている。 1973年に出版された原作はたちどころにベストセラーとなり、ボルニッシュの友人でもあったアラン・ドロンが名乗りを挙げ、自らプロデュース。『ボルサリーノ』のジャック・ドレー監督によって1975年に映画化された。 実はボルニッシュは、若いころ芸人になるのが夢だったという。しかしナチス・ドイツの侵攻で、その夢も泡と消える。従軍そして除隊・・・若きボルニッシュは職もなく根無し草のように転々とする。やがて戦争の激化と共に、最前線に送り込まれるのを避けるために、半ばいやいやながら国家警察の試験を受けたことが全ての始まりになったのだから、全く人生というのは判らないものだ。
芸人になりたかったと言うだけあって、原作もノンフィクションというよりは娯楽小説を読んでいるような気分にさせてくれる、肩の凝らない文体だ。またナカナカ自意識がお強い方らしく、自らを「美青年」とか描写したりして(笑)、ユーモアのセンスもあるのか、ヒーローとしてではなく、上司のガミガミを聞きながら足を棒、額に汗かき捜査にあたり、ビュイッソン逮捕で何とか昇進したいと奮闘するモーレツサラリーマンとして自らを描いているようにも読める。 無職で苦労した時代の経験から、犯罪者たちの背景にある貧困に共感している部分もあり、一方的に悪を糾弾するような人物ではないようだ。 映画のアラン・ドロンを見ていて少し残念に感じたのは、こうしたボルニッシュの人間臭い部分が落とされてしまって、クールなキャラクターとして演じられているところだった。同じジャック・ドレー監督の『太陽は知っている』では、気弱な青年作家を好演していて、ドロンは人間の弱い部分も上手く演じられる俳優なのに・・・。敵役のトランティニャンが、とにかく人間性皆無の非情なキャラクターなので、そうした意味でも対照的な性格設定にした方がより面白かったのではないだろうか・・・などと考えていたら、映画のパンフレットに書かれた田山力哉氏による素晴らしいアラン・ドロン論を発見して、自分の考えの浅はかさに猛省する事となった。レビューがどんどん長くなってしまうが(笑)、以下にかいつまんで紹介したいと思う。
ドロンは若いころ色々な苦労をしていて、暗黒街にも出入りしていた事は知られているが(ジョゼ・ジョヴァンニと出会ったのもこの頃)、スターになったあと、自身のボディガードが殺害された「マルコビッチ事件」に巻き込まれ、容疑者として刑事たちから相当手酷い尋問を受けたという。こうした経験から、警察による不当な尋問への弾劾の思いが『暗黒街のふたり』といった映画の背景になったというのだが、本作でも、容疑者に拷問を加える同僚のリュシアン刑事と言い争うシーンがある。 「俺の兄貴はゲシュタポの拷問で死んだ。お前がやっていることは害虫よりも悪質だ」 ドロンは、自らの人生を重ねながら、自分なりのボルニッシュ像を創り上げ、演じたのだ。
そして、もう一人の主役にして、本作で強烈なインパクトを残したジャン=ルイ・トランティニャン。 まゆ一つ動かさずに人を殺す冷酷無比な殺人者・ビュイッソンを怖いくらいにクールに演じていて、改めてその演技力に感服してしまった。トランティニャンが演じた無表情・無感情なキャラクターには、他にも『暗殺の森』や『殺しが静かにやって来る』などの主人公がいるが、本作のビュイッソンは出色のコワさ。「こいつ怪しい」と思われただけで、証拠がなくともぶっ殺されてしまう。絶対お友達になりたくないタイプだ。そして犯罪映画の悪役名鑑にぜひとも載せたい名悪役だ。
映画では、前面に押し出されて描かれていないが、ビュイッソン逮捕のために、フランスの警察組織=首都パリとその周辺を管轄する「パリ警視庁」、その他のフランス全域を担当する「国家警察」、地方の治安維持にあたる「憲兵隊」、が全力を挙げて捜査にあたった。百人単位の捜査員を導入できる警視庁に対し、ボルニッシュ属する国家警察は管轄範囲が広いわりに人員は少なく、相棒とたった2人で捜査を開始、後に1人増員され3人になる(映画では最初から3人だった)という、あまりな格差(笑)。「警視庁を出し抜け!」と吠えるボス。原作では警察同士の小競り合いも描かれ、ビュイッソンの資料を閲覧しにボルニッシュ刑事が警視庁を訪れると、嫌がらせで資料を隠蔽されてしまったり、一方ボルニッシュは密告屋を使って警視庁サイドの捜査を妨害したり、まるで『夕陽のガンマン』のようなダーティな駆け引きが展開されたりして(笑)結構面白いのだが、映画ではこうした要素は煩雑になると判断したのか、刑事と殺し屋の対決というシンプルなストーリーになっている。 しかし、こうした多勢のライバルたちを出し抜いてビュイッソンを逮捕したのだから、やはりボルニッシュは「スーパー刑事」と言わざるを得ない。
原作は2段組で300ページにもわたる濃厚な小説なので、色々な部分を思い切ってシンプルにした事は映画として正しい判断だったと思う。ビュイッソンの犯罪者仲間の名前や人数も変えられているので、誰が誰だか判らなくなってしまっていたのがチョット残念だったが。 原作は、ハードボイルドを意識しただけあってアクティブ。一方映画は、フランスのフィルムノワール風の渋い作りになっていて、まさに「いぶし銀の対決」という感じ。追う者と追われる者の駆け引きを、静かな中にも白熱させるクロード・ボランの哀愁のメロディーも秀逸。ビュイッソンの殺しがエスカレートしていく後半に行くに従い、俄然面白さを増していく。頭に着弾するという、この時代のフランス映画ではちょっと考えられないバイオレントな描写もあって驚いてしまった。 映画のラストに触れてしまうのだが、ビュイッソン逮捕ののち、1年にわたる取調べの中で二人の間に奇妙な「友情のような」関係が生まれる短いシーンがある。最後、ボルニッシュ刑事の事務室からビュイッソンがいなくなった「不在」のラストカットの演出が秀逸で、この映画の中で一番印象に残ったシーンだったという事をどうしても書きたかった。
最後に、原作の巻末には、登場人物の「その後」(原作刊行時点での)が付記されているので、パンフなどの情報を加味しつつ、幾つか紹介したいと思う。 尚、原作でも、ビュイッソンの仲間の犯罪者たちは、仮名にしている者が多いらしい(後にカタギになった人もいるので)。
【エミール・ビュイッソン】 1956年2月28日午前6時05分、断頭台の露と消える。亡骸はチエー墓地の一郭に埋葬された。
【ジャン=バチスト・ビュイッソン(兄)】(演じるはアンドレ・プッス) 酒場で、弟の悪口を言った犯罪者仲間に2発ぶち込んで殺害。1953年にボルニッシュにより逮捕され、終身刑の判決を受けてクレールボー中央刑務所に収監。
【ボレック】(演じるはモーリス・バリエ) 全身に刺青をした屈強の男にして、絶対に仲間を売らず、口を割らなかった「沈黙の男」。原作に登場するフランシス・カイヨーというビュイッソンの腹心と、その友人であるアンリ・ボレクの二人の人物を、映画では一人のキャラクターにまとめたと思われる。 カイヨーは死刑判決後に減刑され、さらに執行猶予で故郷に戻り鍛冶屋としてカタギになった。ボレクは重い判決にショックを受けて獄中で倒れ、1957年、フレーヌ監獄付属病院で死亡。
【シュザンヌ・ボレック】(演じるはフランソワーズ・ドルネール) 原作での苗字はフーロー。娼婦で、ビュイッソンの仲間のデッケル(映画には登場せず)の愛人。映画ではなぜかボレックの妹という設定になっている。愛人のデッケルは懲役20年を喰らったあと脱獄し、憲兵に射殺された。 女丈夫で、彼女もまた仲間を決して売ることはなかったが、愛人の死の悲しみに打ちひしがれ、3年後の1958年、デッケルの後を追うように死去。ビシャ通り57番地には、気っぷのいい姉御だったという評判が残っているという。
【ポーロ】(演じるはポール・クローシェ) 原作ではマチュー・ロビヤールの名で登場。 病弱な妻を入院させている弱点をボルニッシュに衝かれ、司法取引によって密告屋に仕立て上げられてしまう。 その妻は皮肉にも、ビュイッソンの死刑執行とほぼ同時刻に他界。妻の死後、パリを去ってダンケルクで沖仲士になり、1962年、貨物船に乗り込み、以後消息を絶つ。
【ロジェ・ボルニッシュ】 1956年に国家警察を退任。その後は私立調査事務所を経営。 自伝本「フリック・ストーリ」の成功に気をよくして、その後も旺盛な執筆活動を続け、『友よ静かに死ね』や『シルヴィア・クリステルのピンク泥棒』などの原作を映画に提供。 1919年生まれなのでかなりの高齢だが、2012年6月現在も健在のご様子。近況の詳しい情報などはネットで調べてみたが、残念ながら分からなかった。 余談ながら、原作本の中で書かれている、流刑地からの脱走犯の告白が、映画『パピヨン』の筋とそっくりらしい。アンリ・シャリエールによる『パピヨン』の原作の方が「フリック・ストーリ」の出版よりも先なのだが、実はボルニッシュはこの脱走犯のエピソードを以前雑誌に寄稿したことがあり、そこからシャリエールが無断盗用したらしく、ボルニッシュが何度も問合せようとしたが、シャリエールはしれっと故郷のベネズエラに逃げてしまったらしい(苦笑)。 しかし、現在でも映画の『パピヨン』は普通にソフトで観ることができるので、結局ボルニッシュは訴えなかったようだ。太っ腹、エライ! つまり、ボルニッシュの原作からは、2本の傑作犯罪映画が生まれたことになるのだ!
単純に一人でやり込むゲームとしては、シングルプレイのグランプリの方はやや運の要素が強い(アイテムの引きなど)ので興醒めな部分もあります。
複数人でのプレイは、二人プレイは快適、3〜4人は大画面のテレビを持ってしても解像度の面でコース遠方が見辛いけどワイワイ楽しむ程度なら
十分な遊びやすさを提供してくれています。
同梱のハンドルなのですが、マニュアルドリフト派の自分としてはニュートラルポジションが出しにくいので咄嗟にドリフトすると想定していた方と反対側に
向かって暴発することがたびたびあります。というわけで自分は結局クラシックコントローラーでやってます。
逆に、5歳の子供はハンドル操作で楽しんでやっています。
一人でプレイする派にはやはりWi-fiによるネット対戦環境があってこそ、だと思います。
腕前によって対戦相手がマッチングされるはずのレーティングシステムはいまいち機能しているとは言いがたいですが、何回かはいったり抜けたりを繰り返せば
相性の良い相手と巡り会うのは難しくないとは感じます。
ただ、グランプリモードは良いのですが、バトルモードの方の国内対戦の方はチートコード使用のインチキな人が多くて残念な感じがします。
いつものマリオなので売却する事を考慮すれば値段分は楽しめるかと思います。 肝心のゲーム性ですが、3Dランドは思い通りに動かせるのに対しこちらはもっさり重苦しいです。2Dマリオはこういうものなのかも知れませんが、横宙返りくらいは入れるべきでは? それと、コインを集めるのがテーマなのは良いのですが、使い道がなく集める事にあまり意味が無いのは残念です。 グラフィックは並です。他の任天堂ソフトの方が綺麗です。 立体視はしょぼい。3Dランドのような奥行きや立体視の恩恵を感じませんでした。幅広い層に遊んでもらう事を意識しすぎてマイルドにしたのでしょうか? それと、有料DLC自体は良いのですがブランドというものを考えて欲しい。DQ9は1年間無料でコンテンツを提供し続けてきたのに… クラブニンテンドーのアンケートでも全く同じ事を書くつもりです。
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