男性の描くお耽美な漫画です。絵柄は製図ペンで描かれてあるだけあって繊細なタッチ。そして構図が上手いです、あまりお目にかからない人体の構図が見れます。 謎めいた美少年に周りが翻弄される話は幾つか有ります。また不条理なオチ多いです。
単行本版よりもガロの携帯コミックサイト、モバガロ版の方がパラパラ漫画みたく美しく読めます。そちらもおすすめです。比較的エロ要素は少いので抵抗が有る方はチャレンジしてみても良いかと思います。
理解不能でいけ好かない印象が強かった京都人。そんな彼ら・彼女らのイケズを題材に取り上げた、画期的な京都人&京都語本。 著者の優雅でウィットやユーモアに富んだ文章に大爆笑。 ひさうちみちおのイラストにも大爆笑。 京コトバを研究している人には、様々な京都言葉本より知的で面白い。京都に住む人には、下手な京都本より京都人が理解し易く実用的。読み応えが有り為になるので、少しでも京都に興味が有る人には絶対お薦めしたい。 読んでいると、京都人のツッコミは大阪人のそれと似た所が有り、「やっぱり京都人と大阪人は関西人なんだなぁ」と感じた事がしばしば。 著者があまりに京都人贔屓だし、「本当に京都人はこういう人達なのか」と疑問が湧く事が幾度も有るのだが。 最初はイケズを陰険・意地悪・皮肉・イヤミ・毒舌・天邪鬼・イジメ・心がない人が口にする言葉としか見られなかったが、読み終わったら京都人の美学や生活の知恵なのではないかと思えてきた。 京都人の美学を真似する事は難しいが、コミュニケーションツールとして生活の知恵にイケズを取り入れてみては如何だろうか。 京都風&現代感覚で京都語訳された『源氏物語』やシェイクスピア戯曲は、可成り笑え非常に面白かった。著者にこの様な調子で、あらゆる古典(『源氏物語』やシェイクスピア戯曲も含めて)を、京都語訳して欲しいと願っているのは私だけではないだろう。
おやっ、日本の若い映画監督も様子が変わってきたのかな……
と数年前に思わせてくれた何本かの傑作のうちの一本です。
少し理屈っぽさが見える「ウルトラミラクルラブストーリー」よりも、私はこちら。
横浜聡子監督にはこの破天荒なパワーを失わないでほしいですが
これは初期衝動でしか作れない作品だという気も。
一見ふざけた本に見えますが、なかなかどうして本質を突いた指摘が満載されています。 本書は、まず大人の社会で大切なのは自分の演ずるべき役割を認識し役割に忠実であること、と説きます。じゃあ、どう演ずればいいの?という疑問に場面に応じた具体例を挙げて懇切丁寧に解説してくれています。 安っぽい本音より、累々と過去より積み重ねられてきた様式の方がよっぽど筋が通っている、と感じ入ること請け合いです。 要はなりきることが重要で、与えられた役割を場面に応じて楽しんだ者が勝ちっ、てことです!! これから社会に羽ばたく新社会人と就職予定の学生さんにもお薦めです。
一見ふざけた本に見えますが、なかなかどうして本質を突いた指摘が満載されています。 本書は、まず大人の社会で大切なのは自分の演ずるべき役割を認識し役割に忠実であること、と説きます。じゃあ、どう演ずればいいの?という疑問に場面に応じた具体例を挙げて懇切丁寧に解説してくれています。 安っぽい本音より、累々と過去より積み重ねられてきた様式の方がよっぽど筋が通っている、と感じ入ること請け合いです。 要はなりきることが重要で、与えられた役割を場面に応じて楽しんだ者が勝ちっ、てことです!! これから社会に羽ばたく新社会人と就職予定の学生さんにもお薦めです。
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