これは言ってみれば、二瓶勉の世界の聖書だ。世界がどのように始まり、どこで間違ってしまったのか、そしてなぜ間違ったまま突き進まざるを得なかったかを示す黙示録。この物語の主人公は、もはや「BLAME!」の世界にも「バイオメガ」の世界にも居ないのだろう。彼らの最期を知る者も、もう誰も居ない。世界の始まりに彼らが存在したことさえ、遥か昔に忘れ去られているのだろう・・・。「BLAME!」を知らなくても、「バイオメガ」を読んでいなくても、この物語は十分に独立しているし、その世界を堪能できるはずだ。
ブラム学園とか、ゲリラ的にやられた作品を見逃して悔しい想いをしてきたもんデスが、遂に作品集が出ましたね!嬉しいっす! 画集的なものを想像してたんですけど、短編集でした。サイズ、ページ数共に通常のアフタヌーンコミックスと同じです。フルカラーです! 弐瓶氏のフルカラーは凄まじいです。 「沼の神」とゆう短編の塗りがギーガーのエアブラシアートの様なのに、内容はくっだらないギャグマンガです。たまんねぇです。
ブラム学園三部作を含む、全10作品収録ですよー。 「ネットスフィアエンジニア」も載ってるよー。面白いよー。カッコイイよー。
「バイオメガ」5巻も同時発売だった…。ヒグイデが主役だった…。
なんといっても気になったのがケンイシイと肩を並べる海外人気を誇る漫画家の弐瓶勉がデザインしたこのアルバムジャケットです。非常にカッコいいです。
アルバムは名の通り現時点での公式ベスト、15年経った今でも国内外での抜群の知名度と人気を誇るテクノアーティストの集大成です。Extraでジャパニメーション・クールジャパンの先駆けとも言えるPVで大ブレイクした彼ですが、いまだ第一線で活躍しているクオリティとその理由を実感できる一枚になっています。
弐瓶勉氏のジャケット作画が醸し出す世界観と音楽はベストマッチしていますが、 弐瓶氏の既出の漫画作品にはケンイシイのダンサブルで都会的な音よりは
初期のエイフェックスツインのような絶望的で無機質な孤独感のある音のほうが合っているかも?
自分はBLAME!を映像化した場合、押井守の「天使のたまご」に近くなるんだろーなーというイメージを持っていた。しかし、この作品は自分のイメージしていたものとは全く異なる。人それぞれBLAMEのイメージがあるんだなーと思いましたね。良し悪しでは無く、自分の求めてたものとは違うね。以下に自分の思ったことをつらつら・・・
・BGM流しすぎ。もっと無音のとこがあっても良い。BGM使うんなら天使のたまごみたいな使い方をするべき。
・シボがなんで台詞棒読みなんだよ。あとシボ暗すぎるだろ。キリイが暗い分、シボはもう少しはじけていて良いだろ。
・珪素生物はマシンボイスじゃなくていいだろ。統治局の代理構成体も。あと台詞棒読み。え、なんで?
・せめて作画は真面目にやってほしかった。
・プセル出して欲しかった。本作品中で唯一足音を立ててるキャラだと思う・・・プセルが歩いてるところをMONSTERのヨハンがアンナに変装してる回のイメージで映像化してほしかった。
私は「NOISE」を含む、「BLAME!」本編の大ファンです。
久しぶりに本編を読み返しながらネット上で作者関連情報を検索してみたところ、
BLAME! OVA化の情報があり、さっそくamazon.co.jpのここへ到着。
しかしDVD映像3分収録でのフィギュアが参考価格(定価)で6,090円とは...
現在の値引き込みの価格は4,500円前後の様ですが、それでもかなりのファンが
ためらう値段ではないでしょうか...
一番の問題は、キリィ版とサナカン版を両方揃えるには倍の値段がかかる事。
フィギュア2体とCGアニメ映像3分×2=6分で9,000円とは高いと考えます。
おそらく購買を検討している人層は、私のような30代以上の男性、それでいて
普段、フィギュアなどに興味のない、純粋な「BLAME!」大ファン。
肝心のヒロイン・シボのフィギュアは、OVA化が進行してからの初回特典DVDに
セットされることになるのでしょうか。
(全揃えだと、高価な買い物になりそう。)
ただ、今回のOVA化の企画を知ったとき、私は純粋にとても感激しました。
監督をはじめ、映像化関係者の皆さんには感謝です。
再び、あの「BLAME!」のキリィに会える!
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