「狼の時刻」、「恥」 「蛇の卵」
どんな内容なんだろうか?ベルイマンの作品だよな。「恥」は見当がつくが、あとの二つは、ベルイマンらしくはないタイトルだと思いました。
しかし、3作品とも佳作です。ベルイマン監督という先入観がなく観ることができたなら、良い映画だと思うことができるでしょう。
「沈黙」などの監督と思うと、ちょっと驚くかもしれません。
私は特に「狼の時刻」(1968)「蛇の卵」(1977)を薦めます。前者は、純粋なるホラー映画として、後者はドイツの表現主義へのオマージュと共にお金かかけると、ベルイマン監督はこういう映画もできるという意味でです。この2作品は本当に素晴らしい。
「恥」も「人格の崩壊」という意味では、ベルイマン監督、本来のテイストが味わえる内容です。各作品、コメンタリーも入っておりますし、監督、俳優のインタビューもあるので意外とお得です。さらには、特に「狼の時刻」「恥」での秀逸なるオーディオコメンタリー(映画研究家マルク・ジェルベ氏)は拝聴に価するものといえます。
最後に、購入のきっかけを作ってくれた、レビュアーのfwiw6180 さんに感謝いたします。
CDにある音楽のゲームを全部やった事があるので、すごく懐かしい感じがする。ゲームをもう一度やる気になった。
台湾で発売されたPCゲーム『The Seventh Seal~第七封印~』で光田さんが担当された10曲の音楽のミニアルバムです。台湾だからなのか、ゲームの世界観がそうだからなのか、アジアの海を航海しているようなイメージの曲です(なんだ題名そのままじゃん)。でも、それでいてどこか違うような、そんな不思議な世界を作るのは光田さんならでわの手法だと思います。
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