60年代後半の生まれなので、青春期は80年代ということになるが、収録曲は全て聴いたことがあります。家族と観ていた歌番組の記憶もあるけれど、その後何らかの形で追体験したのだと思います。それだけ後世に残っているとも言えるし、一世代限定のようなヒット曲が多い90年代あたりと比べると、万人に愛された曲が多い気がします。しかし、あの曲が収録されていない!赤い鳥「翼をください」、井上陽水「夢の中へ」、チューリップ「心の旅」、和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」、バンバン「『いちご白書』をもう一度」、中島みゆき「時代」、ゴダイゴ「ガンダーラ」…。総集編をもうワンセットつくれそうな勢いですが、このレビューに書かせて貰ったので溜飲を下げることにしょう(笑)。ただ70年代の歌謡曲、ポピュラーソングを二枚組36曲で語り尽すことは出来ないと思います。それだけ溢れる曲(想い)があることは「幸福な時代」だったと言えるのでしょう。当時、私は小学生だったのだけど…。 なにはともあれ、素晴らしい総集編だし、70年代を切り取った一つの形だと思います。選曲者と各レーベルに敬意を表したい。
自分の好みとそうでないのとが混在するのがちょっとめんどくさいかな。
人生のいろいろなシチュエーションで「必要な」時計30本を著者独自の視点でチョイス。でもパーティーでは、とか大事なプレゼンの時は、といったよくあるTPO解説ではなくて友達の結婚式のスピーチ時つける時計、ゴルフでラウンドするとき笑いをとれる時計、とか場面設定が独特で、さらに肝心の時計チョイスも50万・100万以上の雲上系はなくシチズンなど国産系・オメガやリップマッハ2000オリジナルものまで割りと身近なんだけどちょっとレア、という時計好きの心をくすぐるイイところをついてます。別に「人生に必要」とは言わないけど、雑誌のスポーツロレックスやフランク・パネライ特集に食傷している諸兄にはけっこうおすすめ。
美形の仏像のオンパレードを期待してたので、少し残念でしたがガンダーラ仏の発生から成り立ちが 仏像以外の遺跡の写真と共に丁寧に説明されてます。 もちろん仏像の写真もあり、帯に書かれてるように入門書としてはとても最適だと思います。
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