このCDは、ROXETTE(ロクセット)のヴォーカルのマリー・フレデリクソンさんがソロとして発売しているCDです。ここ2、3年はベストアルバムの発表が立て続けに続き、新曲もそのベストアルバムの中に1、2曲しか収録されてなく、どうしたのかなと思っていたら「なんと!!」マリーさんが2002年に後頭部の腫瘍が原因で自宅で倒れ手術を受けていたんです!ほんとビックリしました!しかし、その長い闘病生活を終え、新たな強みを増したこのアルバム★歌詞にも曲にもいくつか闘病生活を乗り越えた意味合いを持つ曲があります。さらにジャケットにはマリーさん自身が描いた自画像が描かれています!独特な画風で溢れています!聞けば聞くほど味のあるこのアルバム!!死に直面し、しかしそこからはい上がった凄く力強いアルバムです!ぜひお聞き下さい!!!
外科医でありながら、ゲルソン、マクロビ、ナチュラルハイジーン等いくつもの食事療法を取り入れ、免疫を上げながら西洋医学的治療も併用する方法で、患者のQOLを上げ、延命効果も上げている臨床例をまとめた本。
カラーの5日間レシピや、前半に記載の食事を取り続けるのは難しそうだが、後半の患者手記を読めば、そう難しい食事ではないように思え、実践に自信がつくのではないか。
大雑把に言えば、抗活性酸素酵素を取り入れた食事なのだが、牛乳や卵のトレーサビリティを勧めるのは、その製品入手が簡単ではないのと、多くの加工食品にも原材料として含まれている為、厳密すぎるのではないかとも感じた。
また、新谷弘実医師は全ての乳製品が腸相を悪くすると、『乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか 』では、妊娠牛の牛乳が乳癌・前立腺癌のリスクを上げると、亜麻仁油・シソ油等も製品の状態で既に酸化しているので、油脂はナッツ等木の実から直接摂れとローフードの本では書かれているが、それらは加味されておらず(まさか知らぬわけではないだろうから、臨床例がとれずに無視したのか?)、決定版と言えない部分があったので減点したが、患者でなくとも乱れた食生活を送っている人は、本書の指導で体調が良くなるだろう。
この本には、ADD/ADHDとはなんぞや、といった入門的な記事はごくわずかにしか書かれていない。むしろ、ADD/ADHDで実際に困っている人の「生活の典型例」を挙げて、それぞれの問題に対する処方箋をやや詳しめに(1トピック8-10ページ程度×14トピック)書いている。たとえば、ADD/ADHDの典型パターン「片付けられない」という悩みに対しては、「持ち物を増やさない」「思い切って捨てる」ということを基本原則として、そのためにはどうすればいいかを丁寧に記している。
したがって本書は、ADD/ADHDとすでに診断されて、でも具体的なアドバイスがもらえないから生活の改善ができなくて、という当事者向けだ。さすがは毎日ADD/ADHDの患者と向き合っているという著者だけに、日本人の当事者向けとしては数少ない、「今すぐ実行できるレシピ集」だ。とはいえ、本書は魔法の書ではないので、読者の側にも「実行に移すだけの相応の努力」が求められることであろう。
ただ、著者の焦点が当事者向けに絞られていて、周囲の人がどう配慮すればいいのかといったアドバイスは少ないので、周囲にADD/ADHD者を抱える非ADD/ADHD者は、次著『お片づけセラピー』あたりから入ったほうがいいだろう。
40ページそこそこの本だから、朝の散歩[30分]をしながら、読み終えることができる。脳腫瘍患者向けに書かれた内容なので、おおざっぱな知識は得られるが、分子レベルで、それぞれの脳腫瘍が一体どのようなメカニズムで発生するかについては、ほとんど触れられていない。著者は脳外科出身だが、免疫療法にも関心があるようだ。
面白いと思ったのは、脳と免疫との関係を物語る動物[ラット]実験である。動物に砂糖水を飲ませると喜ぶが、抗癌剤も同時に注射すると、砂糖水が嫌いになる動物ができる。これは“パブロフの条件反射”という現象によるものだと理解する。
さて、抗癌剤だけを注射した動物は、免疫力が低下するため、肺炎で死んでしまう。ところが、上述の(条件反射で砂糖水が嫌いになった)動物は、砂糖水だけを飲ませ続けても死んでしまうそうだ。言い換えれば、この哀れな動物は、砂糖水を(免疫能を低下させる)抗癌剤と勘違いして、肺炎で死ぬ。
逆に,免疫力を高めるプロポリスのようなものと砂糖水を同時に飲ませると、脳腫瘍患者は条件反射の結果、砂糖水だけでも免疫能を高め、いわゆる“プラシーボ”効果で、癌を治療しうる可能性が示唆される。安上がりだから、一度実験してみる価値があると思う。我々の臨床実験から、プロポリスだけで、癌や脳腫瘍は治療しうる。砂糖水だけで治療できれば、もちろん“革命的”である。。。
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