映画館で観てから10年以上経過して、今回DVDを見てみました。
本当によくできたミュージカルです。
ラジオ局での放送から、市井の国民からの支持を得て、偶像的存在となっていく中で、高まる緊張感・孤独感が音楽からもよく解ります。「歴史上のエビータ」と「人間エビータ」のコントラストが絶妙な形で表現されていて、登場人物の立場・考えは明確にされつつも、最後は視る者の前に物語がそっと置かれて、解釈は預けられる・・・素晴らしいバランスだと思います。
映画の臨場感そのままに圧倒的なマドンナの歌唱力を満喫でするサントラ盤です。中でもコンサートでもお馴染の『ドント・クライ・フォー・ミイ・アルゼンチーナ』は素晴らしいの一言!
私はオペラ座の怪人が目的で購入したのですが、映画のサントラに 慣れていたため最初聞いたときは??でした。けれど、何回か聞くうちに 耳に焼き付いて離れません!特におすすめなのが14曲目のキャッツ組曲! 聞いていて感動しました。キャッツもジーザス・クライスト・スーパースター もこのCDを聞いて初めて知ったのですが、とても良いです。 ALWの代表する曲がこんなお手頃な値段で聞けるので、買って損はないです!
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